Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

呼吸を極めると

 

ミニテニスのラリー、グランドストロークやボレストのボール出し、等で強いボールを上手くコントロールできない人、ラリーでボールをポワンとしか打てない人は、身体の使い方が誤っていますが、呼吸を意識すればある程度直せます。

呼吸以外でスイングを改善するには、筋トレですが、筋力だけに頼るスイングは変態フォームになります。筋トレプラス素振りのみの日常練習で変態フォームが固定され、効率の良い正しいスイングからはどんどんかけ離れていきます。実践では、息が上がりやすい非効率なスイングです(笑)。

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手っ取り早いのは、呼吸の改善です。吸うタイミングに注意すれば、今よりスムーズなスイングができるようになります。

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動画は、ジャッジ選手のホームランの動画から切り取っています。ジャッジ選手のスイングの特徴は、パワーを出すためにテイクバックから更に肘を引く動作が確認できることです。この動作によりフォワードスイングに勢いをつけてバットのスピードを加速しているのがわかります。

しかし、筋力がないのにこの肘を引く動作だけを意図的に行う場合、ボールスピードが上がるにつれ、コンタクトのタイミングが遅れて、ボールを捕らえるのが難しくなります。

どうすれば良いかを話す前に、フォアハンドとバックハンドのストロークのスイング動作時の呼吸の確認をしておきます。

まず、テイクバックでの呼吸では、レディポジションからテイクバックが終わるまでは息を吸います。その後、テイクバックの終わりからフォワードスイングまでの呼吸では息を吐きます。

ジャッジ選手のスイングを真似しようとして、肘を引く動作だけを意識すると、スイングのタイミングが遅れる書きましたが、呼吸だけに意識を向け、テイクバックの終わりから限界まで、更に息を吸ってフォワードスイングをすると、ラケットが勝手に振り切れます。この呼吸方法がブログのタイトルの呼吸を極めるの意味です。

実際にボールを使ってやってみると、ラケットを確実にボールに当てることができるのがわかりますよ(個人差がありますが。)。