今使っているラケットは、ヘッドブーンPRO(310g)とTEAM(275g)ですが、MP(295g)を買いました。
PROもTEAMも使いやすいラケットだと思います。ただ、PROは練習後に疲労感があり、TEAMは疲れ難いですが強いボールを打つのが難しいので、中間の重さ(300g)のラケットが使ってみたくなりました。
候補は、同じブーンシリーズのブーンMP、ヨネックスのパーセプト100、モデルチェンジしたヘッドのスピードMPでしたが、ラケットを決めた理由は価格でした。
昔からヨネックスは値引きしませんが、最近は全般的にラケットの値段が上がっており、最新ラケットを2本買うと日本円で6万円を超えてしまいます。ブーンMPは現行モデルですが、最新ラケット1本価格で2本買えるのが決め手になりました。
ラケット価格(テニスウエアハウス)
ブーンMPが届いてから、前モデルのスピードMPと比べると、フレームが5g軽くバランスがトップライトで、振りやすく、ラケットに力を入れるタイミングが取りやすいです。
ヨネックスパーセプト100は試打したことがありますが、使った感じは前モデルのスピードMPに似ている感じでした。
ブーンMPを買ったので、ブーンシリーズ全部をコンプリートしました。ヘッドのラケットは、プレステージを除いて買いましたが、シリーズのラケットが全て使いやすいのはブーンだけです。
最近のラケットを選ぶ理由は、モデルチェンジ等でどんどん使いやすくなるのと同時に、シリーズ毎にラケット性能の特徴が昔より明確になっている感じがするからです。
ブーンMPは価格で決めましたが、違うシリーズや違うメーカーのラケットだと慣れるのに時間がかかったかもしれません。ブーンMPは、違和感なく使えたので、慣れたシリーズのラケットにして良かったと思います。
ラケットスペック
ブーンPROはテニスウエアハウスのプレーテスターの評価で決めました。しかし、ブーンMPのテニスウエアハウスのプレーテスターの総合評価は81点で必要十分の普通の良いラケットですが、ブーンPROまでの総合評価(86点)ではありません。実際に使ってみるまで心配でこれまで買うの躊躇していました。
ブーンMPの評価点は、高い順から、操作性90点、サーブ88点、快適性とトップスピン87点、パワー84点、グランドストロークとタッチ/フィール80点です。
低い順から、安定性76点、リターンとコントロールとスライスが77点、ボレー78点です。
長所は簡単なプレーアビリティ、パワー、スピン、快適性であり、短所は安定性です。
ブーンMPは2本重さを揃えて買っていますが、2本を実際にオンコートで使ってみると同じ使い心地で安心しました。
ラケットの短所はプレーテスター評価の通りで、たまに暴発しました(それでもこれまで買ったラケットよりも暴発頻度は少なかったです。)が、パワーがあり、長所が短所を上回ります。。
良かったのは、サーブとパワーのあるトップスピンストロークです。リターンは点数ほど悪くありませんでした。
初めて使った割には満足度は高く、練習後の疲労感も少なく買って良かったラケットだと思います。
テニスウエアハウスプレーテスター評価(ブーンMP)
おまけ
全豪オープンでブーンMPを使用するガウフ選手は、優勝したサバレンカ選手に準決勝で敗れ、惜しくもベスト4でした。
ダブルスでは、ブーンPROを使用するエブデン選手は、ボパナ選手と組んで優勝しました。
プロ選手が使うラケットは、市販品とはカラーリングしか同じではありませんが、同じラケットを使うプロが活躍すると嬉しいです。
忘れてました。ブーンPROを使用するムゼッティ選手は残念ながら2回戦敗退でした。