Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

適正テンションで張っても

 

オフシーズンに買ったヘッドブーンチームを今シーズンはメインで使っていますが、同じテンションで張り替えても、張り替え直後のテンションによって、使い勝手が異なりました。

張り替え前のストリングは、ソリンコハイパーG1.15mmを54ポンドで依頼して、張り替え直後の未使用状態の周波数換算値は、41.8ポンドと42.5ポンドで低テンションでした。

打感はポリエステルストリングとしては柔らかく感じ、気温が低くボールが飛ばないオフシーズンでもボールをよく弾きました。

このセッティングのまま今シーズン最初の公式戦で使いました。

しかし、気温も上がってボールが普通に反発し、自分のアドレナリンが全開になる試合では、飛び過ぎてコントロールが難しく感じました。

試合後に新しく張り替えたストリングは、以前に使っていたソリンコツアーバイト1.10 mmで、同じ54ポンドで依頼しました。

張り替え直後の未使用状態の周波数換算値は、50.9ポンドと51.6ポンドで、ラケットフレームの適正テンション48-57ポンドの範囲内でした。

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このセッティングをオンコートで使ってみましたが、飛びとコントロールは前回よりも改善しました。

選択するストリングにもよると思われますが、張り替え直後で未使用時のテンションが低い場合は、ストリンギングの技術やストリングマシーンのキャリブレーションを疑う必要があります。

ただ、私のように自分で張らない人は、原因の特定が難しいため、お店に苦情も言えないので、アプリを使って未使用時のテンションを確認しておけば、ラケットを使うときの参考になると考えます。

ただ、ラケットは使用すれば、テンションが下がっていくので、使用感が悪くなれば、それが張り替え時だと思います。