Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

手首が痛くならないスイング

 

4月からは毎日残業で帰宅が遅くなり、手作り室内練習器具を使った室内練習ができない日が続き、毎週のテニスのとき、手首が痛くなりました。

このブログを書いているときも、動かす方向によっては手首が痛いです。ロキソニンを飲んでると治まりますが、痛みの部位と症状からTFCC損傷かもしれません。

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連休中、ロキソニンを飲まずにテニスををしたら、痛くてミス連発になりました。これまで、練習後に手首に熱を持つことはありましたが、慢性的に痛くなることはありませんでした。

痛くなるのは、ラケットを手首で捏ねたときですが、ボレーやストロークで無理矢理ボールに当てに行った時は、テキメンに痛くなりました。

 

そこで、300gのヘッドスピードMPと270gのヘッドインスティンクトLiteを使って、痛くならないスイングを手作り室内練習器具で検討してみました。

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痛くなるのは、ボールコンタクトを意識し過ぎて、スイングスピードが遅くなるため、ボールコンタクトどラケットを捏ねたときに手首に負担がかかるようでした。

ラケットは、重い方がスイングは楽ですが、ミスショットしたときの痛さが軽いラケットよりも増しました。プラスチックボールでも痛いのに、硬式ボールを使えばさらに痛くなるのがわかりました。

スイングスピードが遅くなれば、手首や肘を使ってスイングするので、テコの原理のとおり、力点はボールコンタクトしたラケットヘッド、作用点が手首や肘になります。スイングのスムーズさが失われれば、TFCC損傷やテニスエルボーになるのは当然かもしれません。

 

手首や肘に負担がかからないようにするには、ラケットの加速をフィニッシュまで維持することだと思います。

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スイングのヒントは、以前のブログに書いた投槍器の投げ方です。下の写真では、投槍器と槍が平行になっていますが、投槍器をラケット、槍をボールの軌道と考えます。

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投げ方は、https://www.instagram.com/reel/CYq-EYHgzuh/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

 

実際、一般テニス愛好家のスイングは、ボール軌道とラケットの延長線が一瞬たりとも平行になることは少ないので、投槍器の使い方と同じにします。

フォワードスイングで投槍器と槍の持ち方のように、ラケット(投槍器)とボールの軌道(槍)を平行になるように、目標点を狙ってスイングします。

フォワードスイングが進むにつれ、ラケット(投槍器)の延長線とボール軌道(槍)に角度が生じます。ラケットとボールのコンタクトは、投槍器から槍がリリースされるのと同じ形、同じタイミングになります。スイングスピードが上がるので、プラスチックボールを潰す感覚がわかります。

 

ラケットとボール軌道を一瞬平行にしてスイングするだけで、手首や肘に負担をかけずにスイングできます。鏡の前で素振りをすると、これまでより立派なスイングになっていることがわかりました(笑)。

両手バックハンドに応用すると、力まずにボールが簡単に飛びます。フォアハンドよりも効果が良くわかります。

サーブの時は、投槍器と槍とのように、ラケットとボールの軌道は繋がっていないので、ラケットを背中まで落としてラケットに勢いをつけることができます。

ラケットとボールのコンタクトのタイミングは、投槍器と槍のリリースポイントと同じになります。このイメージでサーブをすれば、ボールスピードが上がります。

 

投槍器の使い方を参考にしてスイングすると、期待どおり手首の痛みが少なくて、1時間程、手作り室内練習器具でプラスチックボールを打ち続けることができました。練習後は、動かし方によって手首は痛むので、ロキソニンを飲みました。

とりあえず、このスイングで、軽いラケットを使えば、以前のように痛みのないテニスができるような気がしてます(笑)。