前回のブログで取り上げた「針の穴を通すイメージのスイング」について、大谷翔平選手のバッティング動画が参考になったのでアップします。
スイング方法の解説(中谷コーチの指導から)
スイングのスピードを上げるためには、ラケットの移動距離は絶対的に必要な要素です。その移動距離を肩関節で作るのではなく、肘関節のカタチを保持して、腰でスピードのための距離を稼ぐと考えるべきでしょう。
腕を水平チョップのカタチにして、手首を上向きし、脱力します。この状態で肘の軌道をネット方向に腰を回しながら打点までグリップエンドを引っ張るイメージです。
ここでのスピードの意識はいかに早く腰を回すかです。ここでラケット面を早く動かそうという意識が手打ちに繋がってしまいます。
最初に言った針の穴に糸を通す感覚です。打点に意識を集中し、インパクトに鋭い振りを実現するために肘の絞りが必要です。その肘を絞った状態で打点までラケットを運び、一気に手首を返して加速を付けることが、安定とスピードを両立するコツです。
参考にした大谷翔平選手のスイング練習の静止画
左腰の最初の位置(こから回り始めます)。
左の手首が上を向く。
左腰はここまで回りました。
上記は、次のYouTube動画から切り取った画像ですが、テニスラケットを使い、このタイミングでボールコンタクトの練習をすると、スイングが改善します。
上記のスローモーション
再生速度1割減
https://www.instagram.com/reel/CYEFI8HL_Gh/?utm_medium=copy_link
手首(手の平側)を上に向けないと、テイクバックからボールコンタクトまでのバット(ラケット)の軌道が最短にならないので、強くスイングすることはできません。