Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

スイングを改善


フォアハンドスイングのイメージは、引退したフェレール選手のスイングになります。参考までに数年前から編集してきた動画を貼り付けました。

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一連のスイングは、①テイクバック(ラケットの打撃面を伏せる)、②ロックイン(リストラグ)ポジション、③フォワードスイングでのラケットの軌道と手首の軌道、④打点、⑤フォロースローで構成されます。

 

フェレール選手は、①でラケットの打撃面を伏せています。その方が小さい力でフォワードスイングができますが、動作が増えてタイミングを取るのが難しくなります。ハレプ選手は、面を伏せないスイングをしています。

 

フェレール選手の動画で、②のラケットと手首の形を④まで維持しています。ロックイン(リストラグ)ポジションを打点まで維持すれば、スイングで体幹を使うことになり、疲れ難いスイングになります。

 

打点でのラケットと手首の形は、ロックイン(リストラグ)ポジションと同じになりますが、この形はラケットに一番力を加えることができます。


ピートローズ選手のスイングは、体幹を使い、テイクバックでのバットと手首の形を打点まで維持しています。

 

④まで、ロックインポジションのラケットと手首の形を維持するには、③で手首の軌道をソフトボールの下手投げのようにすることです。

 

ラケット先端を意識したスイング軌道だとテイクバックのロックインポジションの形が崩れるので、ラケットに力を加えることが難しくなります。

 

スイングでの力の入れ方ですが、ラケット先端をボールに当てにいくのではなく、ロックインポジションしてラケット先端を自然に下げて、手首からアップしていくスイングをします。ラケットを振ろうとしたり、ラケット面をボールに当てようとすれば、ラケットスピードが下がりボールを飛ばすのが難しくなります。

 

スイングが安定すれば、打点を前後することで、スピンとフラットを打ち分けることができます。

 

あとがき

次の動画はフェデラー選手のウォーミングアップですが、理想はこの感覚でスイングすることです。