Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

2022年の初打ちラケットはグラビティMP

 

昨年末に注文していたヘッドグラビティMP(295g、ソリンコツアーバイトを53ポンド)が届いたので、今年初のスクールレッスンで使いました。最近使ったラケットでは最も重いですが、そのおかげでスイングが安定し、ミスショットが少なくなり感動しました。

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昨シーズン当初は、プリンスのツアー100(290g)でした。ツアー100はストリングをナイロン、ハイブリッド、フルポリエステルと色々変えてみましたが、フィーリングが合わず、途中から操作性の良さを求めて、ヘッドの軽いラケット(270〜285g)を使ってきました。

軽いラケットは、全て同じポリエステルを張って使っています。オンコートではどのラケットを使っても気持ち良くは打てますが、年末あたりから、グラビティS以外は、ラケットが軽いせいか、疲れてくると、スイングが合わない(ボールを待てない)ショットが出るようになりました。

グラビティSより少し重いラケットは、昨シーズン使っていたプリンスツアー100と近いスペックのグラビティMPで、更に重いラケットは、昨々シーズンに使っていたバホラピュアストライクのスペックに近いエクストリームツアーであり、この2本を候補に検討しました。

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エクストリームツアーは、値段が安くなっていましたが、フレームが今よりも2段階重いので、使えない可能性があることが頭をよぎりました。

結局、年末年始の期間限定で安売りしていたグラビティMPを見つけたので、悩んだ末に買ってしまいました。

グラビティMPをツアー100と比較すると段違いに良かったので、買って正解でした。今シーズン、練習や試合で、グラビティMPをメインに使っていくと思います。

 

ヘッドのラケットフレーム素材のグラフィン360+が気になり、2021年から軽量ラケットのシリーズを購入してきましたが、どのラケットも腕に優しいです。

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ヘッドの各シリーズのラケットを使って思うのは、製品の縦横(シリーズと展開スペック)に一貫性があることです。

それでも数年前は、新しい素材のグラフィンを使っても、重さとバランスの違いだけで展開していたのか、軽いフレームで難しいものがありましたが、解消されているようです。

 

私のラケットの買い方及び選び方

使いたいラケットは、スペックの近いものを並行して購入することにしています。経済的な負担を減らすため、目的のラケットが安く売られている場合やセール等で特別割引きがあったタイミングで、重さを揃えて2本買ってきました。

並行してスペックの近いラケットを複数使う理由は、現在の身体能力の状況をセルフチェックしたり、敢えて違う重さのラケットを使って練習するするためです。

 

アパレルや靴の既製品は、販売国の身体のサイズを基準にして、S〜XL等のサイズ表示されているので、サイズ選択を間違わなければ、大体身体に合うはずです。

ラケットも、カタログ表示でのフレームの重さは10〜15gの幅で段階的に重くなっていますが、重さだけで、ラケットが選択できるのは、テニスを始めたときだけです。

ラケットは、フレームの重さで区分している既製品に見えますが、実際に使ってみないとわからない代物です。

というのは、メーカー独自のラケットデザインをしていて、重さ、バランス、スイングウエイト、ラケットヘッド面積、剛性、適正テンション範囲、等のスペックには統一された規則性がないうえに、ストリングやグリップの組み合わせによっても、スペックが変動するからです。

加えて、使用する側のテニス環境や体格や身体能力は十人十色であり、練習負荷や試合参加頻度等で、個人的な能力は日々変化しています。

なので、ラケット関連グッズは、案外、自分に合ったメーカー銘柄で選び、定期的に見直すしかないかもしれません(笑)。

そんなラケットを未完成品と発言されるテニスショップもありますが、そもそもラケットは、どんなプレーヤーでも合うよう大まかに作られているので、選び方であり、未完成なのは、相性の合っていないフレームを選択するからです。

プロ契約選手のようにノーマルラケットをカスタムする方法もありますが、フレームとの相性が悪ければ、対処療法でストリングやバランス調整でどうにかするのには限界があります。

とりあえず、自分の使っているラケットのスペック位は知っておいて、色々なラケットと使い比べながら、自分の能力を自他で確認して、相性の良いフレームを探すことも、道具選びの第一歩だと考えます。

 

ラケットを使いこなすには、同じラケットを長く使って慣れていく方法が普通です。最初は初級者用のラケットを使い、ある程度使ってみて、飛び過ぎるようになれば、その程度に応じて切り替えていく方法です。

ラケットあるあるですが、ちょっと練習した位ではすぐに使えそうもないラケットを選択すると、ラケットを使えるスキル獲得ができないことがあります。

そんな状況になって、改めて最初のラケットを使っても、変な癖もついているので、リカバリーできない位下手になっていることもあります。

多くの愛好家が上手くならないのは、たくさん練習する気もないのに、調子に乗って、勧められるまま難しいラケットを選択したり(させられる)、最初買った合わないラケットを長く使い続けるのが原因だと考えます。

自分の努力による能力をちょっとアシストしてくれるラケットが理想です。慣れたラケットがモデルチェンジする時に買い替えるのが良いかもしれません。

自分の体験を振り返ってみると、そう思わざるを得ません(笑)。