モデルチェンジイヤーのこの時期、例年現行モデルのマークダウン(値引き)が始まります。2020ヘッドスピードMPが安くなっていたので思わず注文してしまいました。
これで、CPI400から900までのヘッドのラケット(6機種12本)が揃います(スピードMPはCPI500)。
ヘッドスピードシリーズは、7〜8年前にユーテックのエリート、グラフィンXTのレフプロを買って、ブログで偉そうに(今もですが(笑))インプレしてました。
実際、どちらも軽量ラケットでしたが、今よりも相当レベルが低くて下手だったので、その時の思い込み(願望)を作文したと思います。気分だけが先行し、使いこなせなかった記憶があります。すいません。
ブログのラケット遍歴を辿ると、ヘッドの軽量ラケット(スピード、インスティンクト、ラジカル、エクストリーム)を色々使っていました。当時スピードの軽量シリーズが使えなかったのは、昔のヘッドのラケットは、CPI数値のようなプロダクトラインの一貫性が整備されておらず、ラケット自体も難しかったからだと思います。
その後、バホラの競技用の主力ラケット(ピュアドライブ、ピュアアエロ、ピュアストライク)を使いました。バホラのラケットは、重さの展開が細かく、軽いラケットは打ちやすいので導入は簡単でした。しかし、主力の3シリーズは、通常フレームの重量変更だけで展開しているので、重いツアーシリーズからいきなり難しくなります。同じシリーズで上達に合わせたラケットのステップアップが難しいラケットだったような気がします。
その後、シフィオンテク選手の優勝で、プリンスを使いました。パワーインデックスはありましたが、同シリーズの同重量フレームなのに、互換性がなく全く性能の違う2系統の使い方に悩み、ラケットを慎重に扱わないと表面がボロボロ剥げる脆弱な塗装も気になって、使うのが嫌になりました。
昨年から、再度ヘッドに挑戦し、ブログにも書いてきました。ラケットヘッド面積の広い軽量ラケットから使い始めました。試行したのは3シリーズ(グラビティ、エクストリーム、インスティンクト)で、CPI(コントロール、パワー、インデックス)の違うラケットを選びました。CPI数値は、ラケットの重さだけではなく、バランス、ラケットヘッド面積、バランス、スイングウエイトの総合評価ですが、異なるラケットを使ってみると、どのラケットも同じようなスイングができて、打感やボールのアウトプットが変わるのがわかります。
持っている全てのラケットを使って練習していくうちに、最初は軽いラケットが良かったのに、徐々に重いラケットの方が使い勝手が良くなりました。
そのため、今年に買った295gのグラビティMPを使ってからは、軽量ラケットでは物足りない感じになりました。それで、今回のスピードMPの購入になりました。
とりあえず、ヘッドの軽量シリーズを使った練習で、いつかは使いたいと思っていたスピードMPを使ってみようと思えるくらいのレベルになれて良かったです。ただ、老化で筋力低下していけば、軽量ラケットに戻ると思っています(笑)。
3月には、スピードのニューモデルが発売されますが、2020スピードが良かったら、2年後に買い替えます。
大手量販店では半額以下になっていました。
2021グラビティMPとのスペック比較です。比べてみると、微妙な数値アップなので、無理なく使えそうな感じがしています。2020スピードMPは高評価しかないので使うのが楽しみです。