Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

2018プリンスツアー100オースリー(O3)290g

 

先週届いたO3(290g)をテニススクールレッスンに参加して使いました。

O3は、標準フレームに比べ、空気抵抗が少ないせいか、楽に体幹を使うスイングができて、気温が低くてもボールが良く飛びます。

標準フレームもラケットバックに入っていましたが、初めてのオンコート使用なので、ほとんどO3を使いました。

家に帰ってからO3を買い増したいと思いましたが、フレーム重量を揃えてくれるネット仮想店舗のG3の在庫が少なくなっていました。

在庫が少ないと、複数購入したときに、ラケット重量を揃えられない可能性もあります。

なので、手持ちのO3の2本(311g)と標準フレームの4本のうち揃っている2本(312g)のラケット重量±1gに揃えた4本を使っていくことにしました。

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ストリングは、ツアーXXスピン17Gを53ポンドで張っています。

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O3と標準フレームのスペックの違いは、パワーレベル(標準フレームは855)とストリングパターン(標準フレームは16×18)だけです。フレームスイングウエイトはどちらも同じ285kg・cm 2で、ラケットに印字されています。

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O3と標準フレームの両方は、振った感じが変わりないのに弾道が微妙に違いますが、その理由を考えてみました。

ラケットのストリングパターンとパワーにはトレードオフの関係(片方が上がれば、片方が下がる)があります。

一般的には、ストリングパターンが細かく(広く)なれば、コントロール性能は上がって(下がって)、パワーは小さく(大きく)なると言われています。

プリンスには、同じ名前で、O3と標準フレームのラケットが存在します。これらは、違うスペック同士を組み合わせで、2本別々の味付けをしていますが、最終的に同じスイングで振れるようにスイングウエイトで調整しています。

プレーヤーが毎回同じスイングを再現できると仮定すれば、O3は、よりフラット系のボール、標準フレームは、よりスピン系のボールになるラケットデザインだと推測します。

自分で使ってみても、フレームによるボールのアウトプットの違いがわかります。私は、よりフラット系の弾道でボールコントロールしやすいO3の方が好きです。

私のように2種類購入して比較する物好きやレベルスイングができる愛好家は多くないので、メーカーのラケットデザインの意図を汲んで使う人は稀かもしれません。

 

あとがき

今回のスクールレッスン内容

【1コマ目レッスン】

⑴ウォーミングアップ

①ミニラリー練習

コーチ相手のミニラリー練習は、スローボール、スピードボール、ネットギリギリのドロップショットを前後左右に打ってくるので、最初から体力が削られます。ドロップショットへの対応がいつも遅れます。

②ロングラリー練習

オースリーポートのフレームは空気抵抗が少なく、スイングが振り遅れないので、スピードのあるコーチのボールに打ち負けませんでした。

⑵対面でのボレーボレー練習

最初は、ネット付近に位置して、アタック禁止で、バトミントンのように優しいボール上に打つボレーボレーから始めました。その後、ボレーヤーの距離をサービスライン間にして、最後にベースライン間にして、3パターン練習しました。

サービスライン間では、サービスボックス内で打たない、ベースライン間では、コート内で打たないルールで、ロングボールのボレーボレーを練習しました。

ベースライン間のボレーボレーは、初めての練習だったので、最初はボールが短くなり、ノーバウンドで相手まで届きませんでした。当て方に慣れてきたら、案外簡単に続けることができました。

この練習の目的は、ロングのボレーボレーをすることで、ボールスピードを上げ、パワーのあるボールを打てるようにすることでした。

⑶コーチとの近距離ボレーボレー(オーバーヘッドあり)

続いて、サービスラインに立って、コーチ相手のボレーボレーの左右の振り回し練習をしました。上にも打ってくるので、スマッシュありです。

ルールは、全てのショットを固定位置に居るコーチに返球することです。

課題は、⑵の練習で打った強いボールを打つことと、ボールへの移動は、移動速度と距離を確保するため、ラテラルステップではなく、歩くイメージでクロスステップすること、でした。

強いボールは、アウトする確率が高いので、コート内に入れるために、サービスラインに居るコーチの身長(1.8m)よりも低い弾道にコントロールするようアドバイスがありました。

⑷ダブルスマッチ練習

最後に、コーチも入って、ペアを変えながら、4ゲームのマッチ練習をしました。ストレートアタックが何回も決まり、気持ち良かったです。結果は、4-0、4-2、1-0(時間切れ)でした。

 

【2コマ目レッスン】

⑴ペアボレーでのパターン練習

デュースサイドにコーチ固定、コーチの球出しからのアプローチ、ボレー、ポイントを決める練習を左右サイドでやった後、3ポイント先取でマッチ練習しました。

⑵ダブルスマッチ練習

ペアを固定し、タイブレークマッチ練習。結果は、7-4、7-3でした。

 

あとがき その2

スクールレッスン参加者は、1コマ目3人、2コマ目4人と、参加マックス半分の少人数で、半端ないくらい動きました。

冬季は屋内コートですが、建物の屋根と壁はシート張りなので、時折、屋根の隙間からコートに粉雪が舞い込んでいました。

通常のレッスン参加人数だと寒くなりますが、ずっと動いていたので、寒くありませんでした。

おかげで、2コマ目のレッスンで、サポーターをしてなければ、ふくらはぎがつったような感覚があり、整理運動で、全身筋肉痛になっているのがわかり、満身創痍で帰宅しました。