有終の美を飾ってから1週間後の練習中にハードコートの濡れた部分で滑って左足を痛めてしまいました。
幸いなことに、怪我の直後は痛いながら練習は最後までできました。2日後に、病院に行きましたが、骨折はなかったものの、左足足首の捻挫と長指伸筋の肉離れと診断されました。
病院で処方してもらった痛み止めを服用して、2週間で大分良くなりましたが、急な動きは痛みを伴います。
ヘボいポールしか打てなくなると意気消沈していたところ、r-7110さんのブログでジャックナイフをレッスンで取り入れた記事を読ませていただき、興味が湧いたので練習してみることにしました。
オンコートでやってみましたが、治りかけた左足にいきなり激痛が走りました。無理すると悪化しそうな予感がしたので、手作り室内練習器具を使って家で練習することにしました。
練習しながら、思い出したのは随分前に書いたジャックナイフの記事でした。
錦織圭選手とフェデラー選手の身体の使い方を観察して、フォアハンドストロークやサーブに応用できる可能性のあることを書いていました(笑)。
これらの記事を書いた当時は、手作り室内練習器具はまだ使っていなかったので、ジャックナイフを一人で練習するのが難しくて、習得を諦めた記憶が蘇りました。
手作り室内練習器具を使いやってみるとコツを掴むことができたので、今までジャックナイフのことを忘れていたのが残念なりません。
ジャックナイフの効用は、腕の負担の激減とスイングスピードのアップだと思います。
r-7110さんのブログで、ジャックナイフの動作はフラットサーブの動作とありますが、確かにジャックナイフのコツを掴むと以前よりインスタントにサーブのボールスピードが上がります。
実際にスイングスピードが増すので、サーブだけでなく、ストローク(フォアハンド、バックハンド)でフラットなボールを打つ練習をしました。
色んなラケットを使って練習すると、どのラケットを使ってもスイングスピードがアップするのがわかりますが、私にとっては一番使いやすいラケットを知る方法になりました。
一番使いやすくなったラケットは、重量とスイングウエイトが最も重く、バランスポイントが最も短い、2022ヘッドスピードプロでした。
ジャックナイフの身体の使い方でスイングスピードが増すと、16×19のストリングパターンのラケットだと飛び過ぎてパワー制御が難しくなります。
ところが、ボールが飛ばなかった18×20のストリングパターンのスピードプロは足に力が入らなくても、以前使っていた時よりもボールが飛ぶようになりました。また、打感やコントロール精度が良くなった気がします。
シーズン終盤に怪我して、意気消沈していましたが、ジャックナイフのおかげで来シーズンの明るい兆しが見えたので良かったです。
頑張ろうアラカン!