もうすぐ今年も終わりますね。来年も私と読者の皆様のファーストサーブが入ることを祈っています。
今年の総括
⑴ ラケットについて
① 昨年に続き、大量のラケットを購入してしまいました。結果的に、今年のラケット選択は、『軽量、広いヘッド面積』になりました。今年購入したラケット4種類は、練習や試合で最後まで調子良く使うことができ、どれも良かったです。
それぞれのラケットの特徴を一言で表すと、使い易いのはインスティンクトライトとグラビティライト、打感が良いのはグラビティS、トップヘビーでパワーがあるのはエクストリームSとなります。
4種類(各2本)のラケットは、フレームの重さを揃えているので、同じストリングを張り、同じオーバーグリップテープを巻けば、総重量は1g程度の差になります。
写真はインスティンクトライト
今年最後のレッスンでは、インスティンクトライトを使います。
② 年末にラケットヘッド面積が100平方インチのスピードライトを買うのを悩んでいた時、たまたま大谷翔平選手の今シーズンのバットの選択理由を知り、購入するのをやめました(笑)。
ネット情報から
⑵ スイングについて
今年も手作り室内練習器具を使って、スイング方法を色々試してきました。今月知った参考資料のスイングをすれば、4種類のラケットをどれも違和感なく気持ち良くスイングできます。
ボールのアウトプットは、それぞれのラケット性能通りになるので、このスイング方法は正解のような気がしています。
参考資料のスイング方法を初めて試す場合、重いラケットを使っていきなりコートで実践練習すると、手首や肘を痛める可能性があるので、注意が必要です。
参考資料
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【1】中屋コーチからメッセージ
「針の穴に糸を通す」
最近、レッスンでこの動作をイメージしてインパクトまでの動作を意識してもらっています。
つまり、針の穴に糸を通す時に、普通は、出来るだけ糸を通したい針穴まで、糸の先端を近づけて、スッと穴に通す訳なのですが、これを針の穴から遠い所から、勢い付けて糸の先端を突き動かしても、恐らく何時間やっても糸を通すことは出来ないでしょう。
テニスに置き換えると、打点まで安定した軌道でラケットを近づけ、打点の所で手首を鋭く返して、「振る」ということに通じる感覚がある気がします。
やってはいけないのが、打点から遥か遠い所からラケット(正確にはグリップ)にスピードを付けて打球しようとすること。これでは、スイング軌道が安定しないと同時に打点の確保も一定しません。
これによって、自分がインパクトしようと想定したポイントからズレて打球することで、打ったボールは乱れた状態になります。
スイングのスピードを上げるためには、ラケットの移動距離は絶対的に必要な要素です。その移動距離を肩関節で作るのではなく、肘関節のカタチを保持して、腰でスピードのための距離を稼ぐと考えるべきでしょう。
腕を水平チョップのカタチにして、手首を上向きし、脱力します。この状態で肘の軌道をネット方向に腰を回しながら打点までグリップエンドを引っ張るイメージです。
ここでのスピードの意識はいかに早く腰を回すかです。ここでラケット面を早く動かそうという意識が手打ちに繋がってしまいます。
最初に言った針の穴に糸を通す感覚です。打点に意識を集中し、インパクトに鋭い振りを実現するために肘の絞りが必要です。その肘を絞った状態で打点までラケットを運び、一気に手首を返して加速を付けることが、安定とスピードを両立するコツです。
針の穴を通す様なコントロールとよく言いますが、動作についても、針の穴を通す時のイメージでインパクトまでの動作を考えてみてはどうでしょう。
⑶ アラカンの体力維持について
昨年末練習でふくらはぎの肉離れになったので、今年は、日常から歩くようにしたり、仕事の休憩時間に階段の上り下りをしたり、毎朝のスクワットと簡単なダイエット運動をしています。
コロナの影響で、登山の回数が減りましたが、2000m超の山に登りました。
とりあえず今年は、日常での体力維持を意識することで、テニスでは疲れ難くなりましたが、テニス練習や試合をした後の回復には時間がかかるようになっています。来年も無理しないことを心がけます。
⑷ その他のギア
① 半年毎にシューズを買っていましたが、安く買えるテニスシューズのディアドラが日本撤退したので、来シーズンのシューズ選択が必要になりました。
とりあえず、安売りしていたニューバランスを試しています。通気性は抜群に良いですが、足の甲部分の折れ曲がり方が気になります。10年前のニューバランスのテニスシューズでは、足の甲に靴擦れができましたが、シューズ設計が変わっていないのに驚きます。
② ふくらはぎサポーター(ワコール)をしていたにも関わらず、肉離れとなったので、効果に加えて快適さを考慮してサポーターを吟味しました。
夏場
冬場
来年も楽しくテニスができるよう努力したいと思います。読者の皆様におかれましては、良い年をお迎えください。