Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

安定したリズムの取り方

ボールを打つときに、例えば、「①バック、②ステップ、③ヒット」や「1、2、3」とか、声を出してタイミングを合わせる練習すると、以前よりもボールが良く飛ぶようになります。それでも、ボールのスピードによって、以前と同じようにタイミングを合わないことはありませんか。それには理由があり、対処方法があるので書いておきます。

 

いきなり話が変わりますが、太鼓の達人では、モニターで動いている太鼓のマークを基準線で叩いたのを「良」と判定する許容範囲は、±33ms(33/1000秒)の範囲であり、この範囲内で太鼓を叩かないと加点されません。

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インパクトで、テニスラケットとボールの接触時間は、2〜4ms(2〜4/1000秒)と言われています。おそらく、バチが太鼓を叩く接触時間も同じぐらいですが、動いている太鼓マークのリズムと自分のリズムが合わないと、太鼓マークを正確に捉えることはできないでしょう。

テニスでボールが上手く飛んでいくのは、太鼓の達人で曲と一緒に表示される太鼓マークに合わせて、太鼓を叩いたときに「良」となるタイミングです。

テニスにリズムを取り入れるメリットは、自分からリズムを刻んでラケットをボールに当てることで、リズムがないときよりもボールが上手く飛んでいくことが期待できることです。

しかしながら、太鼓の達人が難しいのは、経験上、自分の刻むリズムを合わせることかできない曲、例えば、初めて聞いた曲やテンポの早い曲では、モニターの太鼓マークを正確に叩くことができません。

テニスにリズムを取り入れたときも同じで、タイミングが合わない理由は、自分の間合いで打てないボールには、自分のリズムが安定性しなくなるため、タイミングを合わせることができなくなるからだと思います。

安定したリズムでボールを打つためには、ドラムの練習方法が参考になります。次の画像のように、「①バック、②ステップ、③ヒット」を四分音符の「1、2、3」から、リズムを細かく分割して、声を出してみましょう。例えば、「①タン、タン、②タン、タン、③タン(ヒット)」とか、「①タ、タ、タ、②タ、タ、タ、③タン(ヒット)」とか、「①タ、タ、タ、タ、②タ、タ、タ、タ、③タン(ヒット)」のように、細かく埋めてカウントしながら、テンポを変えたり、前後の動作も続けてカウントしたりすると、色々なスピードのボールや長短のボールをタイミング良くヒットできるようになると思います。

 

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上級編の次の画像では、三連符とか休符を入れていますが、最終的な目標は、タイミングの声を出さなくても正しいタイミングで打撃できることなので、ドラムの演奏と同じように、リズムキープは練習あるのみです。

 

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参考にしたサイト