Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

休養は大切

休みの日は、欲張ってあれもこれもしたくなりますが、先週、先々週は山登りとテニスを同時にやった結果、テニスのパフォーマンスが下がりました。先週は暑かったのもあり、一緒に練習した相手からは、力の入れ過ぎと指摘もありました。今週は、休養十分で、熱中症にはならない肌寒い気温だったこともあり、テニスのパフォーマンスが改善して、格段に動けました。

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ソリンコレボリューションは、張り替え時の約52ポンド台から、現在(18日後)、テンションは、約15%下がりました。このテンションでも、今まで使った中で、飛び、スピンとも一番良く、ナイロンストリングと同様に腕に優しいポリエステルストリングです。

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ポリエステルストリングを選択しても、大事なことは、ラケットの適正テンション未満で張らないことだと思います。というのも、ストリングは、ストリングマシンで張力をかけてラケットに張られることで、弾性を発揮するからです。伸ばし過ぎれば、弾性を発揮できる限界を超えて元に戻りません。ゆるく張ればストリングは弾性を生じません。ラケットに適正テンションが記載されているのには意味があります。

しかし、周波数換算でテンション測定すればわかりますが、テンションが低下するスピードに違いはあれど、どんな上手なプロのストリンガーさんが張っても、ストリングは、ラケットの適正テンション未満になります。ラケットの適正テンション範囲未満になっても弾性が発揮できる張り上がりのテンション値がわかると、ストリングが切れる直前まで気持ち良く使えると思います。測定してみれば、40ポンド台になっていても、大丈夫だと断言できますが、プロのストリンガーさんの中には、自分で張り替えたラケットの経時的なテンションを測定してもいないのに、根拠なしで40ポンド台のはダメと言い切ってしまう事例も見受けられます。ラケットを使うは、人が自分の感覚と機械的に測定した数値の整合をラケットを確認しないと、お店の言いなりになるので、注意が必要だと思います。

 

疲れに関する本を紹介します。目次の◎練習しすぎて負けたバスケチーム・・・疲労を甘く見てはいけない「誰も知らない真実」は参考になります。

 

今回、私が疲れなかった理由は、休養十分だったのもありますが、いつもの相手に、初心者の3人の同僚を加えた5人で練習したので、休憩のインターバルが長かったこともあります。

一緒にテニスをやった同僚3人のプロフィールは、①硬式テニス4回目、②大学のサークルに数ヶ月所属、③中学校のソフトテニスコーチ、です。ただし、全員が硬式テニス初心者のカテゴリーなので、今回私の密かな目標は、3時間練習の最後は、ダブルスの試合で締めることでした。

3人には、私のラケットを提供しました。レベルに合わせて、①には、ピュアアエロチーム(ストリング:テクニファイバーHDXツアー)、②には、ピュアアエロ(ストリング:ソリンコXナチュラル)、③には、ピュアアエロVS(ストリング:ソリンコレボリューション)を使ってもらいました。

話は変わりますが、バボラ社は、他の大手メーカーと同様に、重量の異なるラケットをプレースタイル別に用意しています。バボラ社が他の大手メーカーと違う点は、軽いラケットも重いラケットもバランスポイントを320mmにしていることです。3人を見ていると、使ったラケットがレベルに合ったのか、スイングで違和感はないようでした。他店との差異化のため、テニスショップで、ノーマルラケットのチューンナップをするお店があります。ラケットをあるがままに使い、チューンナップしない主義なら、バボラのラケットは、スキルが向上して、レベルが上のラケットを使う場合にもスイングの違和感がほとんどありません。

 

3人は硬式テニスラケットが身近にない環境なので、バックハンド以外はグリップチェンジする必要のないコンチネンタルグリップを説明しました。かく言う私は、マイケルチャンのテニス塾2で解説していたコンチネンタルグリップでの練習を先週から手作り室内練習器具で始めたばかりの「にわかコンチネンタルグリップ」ですが、下記のプラスチックボールを使う手作り室内練習器具で数時間も練習すれば、週1テニスの通常のコート練習よりは遥かに上手く打てるようになったので、自信を持って説明しました(笑)。

 

初めてのテニスは、遊びの場と考え、スイングやフットワークの理屈はあえて割愛し、フォアハンド、バックハンド、サービス、ボレーで、コンチネンタルグリップの握りで、ラケット面がボールにどう当たったら良いか、だけレクチャーして、球出し練習しました。上手く打てると面白かったようで、①、②の同僚は、トコトン打っていました。③の同僚は、やはりソフトテニスコーチなので、最初はイエローボールはゴムボールと勝手が違うようでしたが、少し練習しただけでラリーができるようになりました。こんな感じで、サービスとボレーもちょっと練習してから、サーバーとレシーバーのときのダブルスポジションを説明して、最後の1時間は目標としていたダブルスの試合をすることができました。初心者ですが、普通のダブルスの試合展開になり、楽しい試合になりました。

 

今回、とりあえず、3人には練習やダブルスの試合を通じて、テニスの面白さは伝わったと思います。私も休養と緩い練習のおかげで、私のパフォーマンスが回復したので、良い練習になりました。