Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

ピュアドライブチーム張り替えました!

先週張り替えに出したピュアドライブチームが戻ってきました。ソリンコレボリューション1.15mmを今回は56ポンド(2本張り、クロステンションお任せ)で張り替えてもらいました。

ラケットを買ったところで張った1回目は、55ポンドで頼んで、2日後に周波数換算で測定したテンションは、49ポンド台と48ポンド台だったので、ちょっとショックでした。もったいないので、2ヶ月我慢して使ってきましたが、2回目の張り替えは、いつもの緩み難いお店に頼みました。今回は、張り替え2日後でも2本とも57ポンド台の適正範囲内テンションでラケットが使えるのでホットしています。

 

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ボールを地面とラケットでドリブルしてみると、打感は前回の適正範囲未満の40ポンド台の低テンションよりも柔らかく感じます。それなのに、手作り室内練習器具で打ってみると、スピンの掛かり方は全然違い、普通に当てて相当強く掛かかります。同じラケットに同じストリングを大体同じテンションで依頼して、お店によってこれだけ違いがありました。

低いテンションが良いという方が知り合いにはたくさんいますが、私はテンションが適正範囲内でなければ、メーカーが宣伝するラケット性能を引き出すことはできないと考えています。ピュアドライブチームは、最初が適正範囲下限の少し下でした。それでも、これまで使ったラケットで一番のパフォーマンスを感じられましたが、張り替えで、もっと良くなりました。適正範囲内のテンションで使え、気分も良いので、オフシーズンからのパフォーマンスに期待しています。

ハイブリッドで張ったストリングやお店がメーカーを教えてくれないストリングの場合、テンションを知ることができません。技術が低い場合、ラケットの適正範囲のテンションのはるか下になっている場合も考えられます。もしそうなら、せっかくのラケットとストリングは台無しになっていると思います。

ストリングを適切に張ってくれるお店を探すには、テンション測定アプリにサンプルデータがあるストリングを張ってもらって確認するのが一番です。キチンと張ってくれるお店で、自分に合うラケットに、パフォーマンスが発揮できるストリングを張れば、テニスは自然と楽しくなると思います。

 

実践で使った後のテンションと感想(1回目)

ラケットが届いた次の日に、高齢者テニスサークルに飛び入り参加して、ダブルスのマッチ練習で4時間使いました。それぞれ約1ポンド下がりましたが、急激には下がらず、落ち着いています。

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ラケットの適正範囲テンションの中間よりも高いテンションでポリエステルストリングを張っていますが、「ポリエステルは硬いから、低テンションで張らないとダメ!」って言う人は嘘ツキか!、と思えるほど、柔らかく、飛ぶし、スピンが良く掛かりました。

前回から、サービスのトスを少し前方に上げて良い感じになりました。今回の張り替えでも、コンタクトは低テンションの時と同じくらい柔らかく感じるのに、ボールスピード、コントロールが段違いに良くなりました。

 

更に翌日、実践で使った後のテンションと感想(2回目)

いつもの練習相手と1時間練習後に、シングルス練習マッチ1セット、別の高齢者テニスサークル所属ペアとのダブルス練習マッチ1セットをやった後に周波数換算で測定したラケットテンションは、前日から更に約0.5ポンド下がりました。

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マッチ練習前のグランドストロークで、高い弾道で深いボールを打つ練習をしました。前回のテンション適正範囲未満の低テンションの時には、全く上手くいきませんでした。ラケットのテンション適正範囲の中間だと、ラケットが違うかと思えるほど簡単に毎回できました。ベースラインの手前で確実にバウンドして、ボールは相手の肩辺りの高さに届くので、コート角を狙うと、練習相手の返球が短くなったり、ミスショットを誘いました。また、コントロールしやすく、簡単にコート角を狙うことができるラケットに変わりました。

結果オーライ(笑)ですが、ラケットの性能が上がり、マッチ練習は、シングルス6-3、ダブルス6-4と幸先良く両方勝てました。ダブルスではサービスリターンやグランドストロークの打ち合いで、落差のある強いボールが打て、相手のボールの多くが味方前衛のチャンスボールになりました。

 

ピュアドライブチームは、並行輸入B品ですが、最低価格帯付近で、グリップサイズG3の在庫があるお店をネットで探し当てました。他店で張り替えするのが面倒なので、同時張り替えしました。ところが、55ポンドで張って直ぐ40ポンド台になるような張り替えのお店でした。そんな場合もあるので、複数のお店にお世話になりますが、使いたいメーカーのラケットを安く買えるお店で購入し、ガット張り替えは緩み難いお店で、適正範囲の上限辺りで依頼し、クロスストリングのテンションはお店にお任せする、というのをお勧めします。

 

自分の体力に見合うラケット、自分のスイングと相性の良いポリエステルストリングが見つかれば、打てるボールのバリエーションが豊富になり、練習や試合が楽しくなります。

 

☆おまけ☆

張り替え1週間後のテンション

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経験上、テンションは張り替え後に、経過時間に関係なく、2割以上低下すれば、伸び切った状態といえます。緩み難いお店で張り替えるという意味は、ラケットの適正範囲内のテンションで張り替えを依頼してから1週間毎のテンション低下が約△3〜4%で、4週間以降は、張り替え直後のテンションの△15%程度に収まっていることです。張り替えのタイミングは、時間の経過と併せ、テンションを維持していても、フィーリングやコントロールが悪くなり、マッチ練習で簡単に負けるようになったときです。

 

今握っている自分のラケット状態の良し悪しを判断するうえで、張り替えたときと今のテンションを知ることは大事です。なぜなら、テニスが上手くいかなくなる原因の一つが、ストリングの低テンションだからです。

Racquet tune App の紹介 - Regnirt-sorpの日記

 

☆おまけ2☆

張り替え2週間後のテンション

57.6ポンドから△2.5(△4.3%)

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57.1ポンドから△2.5(△4.4%)
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3時間にわたり、ダブルスマッチ練習した後にテンション測定しました。テンションは適正範囲内ですので、ラケットの調子は良かったです。ただ、仕事が少し忙しくて帰宅時間が深夜となり、騒音を気にして、手作り室内練習器具を使った練習ができなかったのと、初めて参加する高齢テニスサークルだったのとで、いつもしないようなミスが目立ちました。このテニスサークルの最高齢のプレーヤーは、80歳を超えていました。その方とダブルスを組んだ試合後に「あなたは、あと30年テニスができて羨ましい。」と言われました。何年できるか分かりませんが、引き続き精進することを心に誓いました。