今回張り替えに出した 2017ピュアストライクが返ってきました。
前回は2本ずつで張り替えて、約2週間の差がありましたが、初めて4本同時に張り替えました。
テンションは、56ポンドで、ストリングは、いつもと同じソリンコバンキッシュ1.30mmをメインストリングに、同ツアーバイト1.25mmをクロスストリングにしたハイブリッドです。
往復の送料を除いても、張り替え費用は、1本当たり約4,000円なので、4本同時だとラケットが1本買える計算になりますが、4本のラケットフレームが同じ重さなので、ラケットの違和感を更に少なくしようと考えました。
張り替えに出す場合は、衛生上の配慮から、オーバーグリップテープを外して宅配便で送っていますが、返ってきたラケットの重さをデジタルキッチンスケールで量ると、4本の 2017ピュアストライクは同じ重さでした。
ボウブランドのオーバーグリップテープを新しく巻いたラケット総重量でも、4本とも329gだったので、少し嬉しくなりました。
56ポンドでの張り替え約1日後のテンション測定値です。メインストリングのバンキッシュのテンションは、毎回低めの値になります。
1本目(並行輸入品)
2本目(並行輸入品)
3本目(国内正規品)
4本目(国内正規品)
2017ピュアストライク(改)
あとがき
2017ピュアストライクを張り替えに出している間、3rd Genピュアストライクで練習していました。
3rd Genピュアストライクは333gで、ラケットが楽に振れますが、使い心地や操作性は2017ピュアストライクの方が優れているのを再認識しました。
また、張り替え前に、4回ほど雨の中使いましたが、張り替え前と比べて、弾きとコントロールが相当良くなったので、雨の日のストリングへのダメージは少なくないと思います。
とりあえず、3rd Genピュアストライクは、開催されなかった2020オリンピックの思い出として、今年は張り替えせずに、家での練習と雨の日に使うことにしています。
あとがき その2
2017ピュアストライクは、現状で一番使い心地と操作性の良いラケットですが、来年あたり安くなれば、試してみたいラケットがあります。
新しいラケットを試す意味は、ラケットが消耗品だからです。
その理由は、カーボンフレームは半永久にもかかわらず、モデルチェンジの時期とグロメットの生産から考えると、耐用年数は発売から3年だからです。一部のモデルチェンジをしない中小メーカーは別ですが、大手メーカーには旧モデルグロメットを長期間にわたり生産や保管する資金余裕はありません。
3年以上前のモデルでも十分問題なく使っている人の方が多いと思いますが、それは、劣化したグロメットに身体が慣れただけで、ラケット発売当初本来の性能ではないまま使っていることから目を背けてはいけません。
グロメットやグリップの交換といった定期メンテナンスをしながら性能を維持して使えば、もっと上手くなったかもしれないからです。
しかしながら、そんな儲からない仕事をしてくれるショップが少ないことや経時劣化するラケットに手間をかけても実際問題として満足度が少ないことを考えると、素直にニューモデルに移行した方がメリットが多いと思います。
たまたま、2017ピュアストライクは、3rd Genピュアストライクのグロメットを使えるので、あと3年耐用年数が伸びましたが、次のラケットが候補です。
ピュアストライクバボラピュアドライブ2021
バボラピュアアエロVS