ステップインしてスイングすることで、次の点が改善されました。
①ミニラリーで、ラケットを自然に振り抜くことができるようになった。
②ベースラインからのフォアハンドやバックハンドのボールパワーが上がり、ボールコントロールが良くなった。
③短いチャンスボールの処理ミスが少なくなり、強いアプローチショットが打てるようになった。
④腕力(うでぢから)で調整できなくなるので、練習中や練習後に肘が痛くならなくなった。
ステップインしてスイングする練習のきっかけは、テニススクールコーチからな指導です。オープンスタンスだと、普通の愛好家レベルでは、パワーボールを打ったり、精度の高いボールコントロールは難しいので、相手の短くなったボールは、ベースラインの外側のポジションからから内側にステップインして打つ(フォワードスイングする)よう指導を受けました。
ステップインしてフォワードスイングする一連の流れは、素振りや手作り室内練習器具で練習すると、簡単にできるようになります。
ところが、実際のコートでボールを打つと、全くできなくなります。コートでの問題点を具体的に説明すると、ステップインする(踏み込む)時間的な余裕がないので、ラケットをボールに当てるため、ステップインする前にフォワードスイングの動作が始まってしまうことです。これを一般的には、オープンスタンスのスイングと言います(笑)が、強打できません。ステップインしてからのスイングができないので、どうやれば自然に足が出て、スイングすることができるか色々試していたら、コツがわかりました。
それは、テイクバックの開始に左足を地面から離さないように意識することでした。感覚的には、テイクバックの終わりまで、地面から伸びた左足が右腕と繋がっているイメージです。この方法だと、自分の意志とは別に、左足が自然に前に出て、ステップインしてからスイングできるようになります。言葉で表現すると、スイング過程の、①ニュートラルポジション→②テイクバック(ラケットバックあるいはスイングバック)→③ステップイン→④ヒット(フォワードスイング)で、②と③と④の間に少しのタイムラグができて、自然に気持ちよく振り抜く感じです。
スイングには、振り始めのタイミング等に人それぞれの癖があるので、再現性に個人差があると思いますが、錦織圭選手のステップインしたフォアハンドに同じ動作が見られるので、再現性は高いと思っています。
錦織圭選手のステップインしたフォアハンドのスローモーション
あとがき
週末は、全国的に天気が悪く、野外でのテニスができなかったので、1月半振りにテニススクールに参加しました。テニス練習は週一回にしているので、通常3時間以上練習することにしています。テニススクールは、1コマが90〜120分の時間割なので、1コマだと体力未消化でフラストレーションが溜まるので、2コマ連続で受講(210分)しました。
久々のテニススクールでは、テニスサークル練習で、変な癖がついたポジショニングの修正してもらったり、基本練習でスイング調整ができました。費用がかかりますが、テニススキルの向上とメンテナンスのために、定期的にテニススクールには通った方が良いと思いました。
あとがき その2
4本の2017ピュアストライク(改)の調子が良いです。4本は、交代して万遍なく使っています。同じメーカーのラケット規格、同じストリング、同じテンション、同じオーバーグリップテープ、同じラケット総重量328gなので、ラケットをどんなタイミングで交換しても全く気にならず、常時気持ち良く使えています。
スイングウエイトを4本揃えて販売したと自慢するテニスショップがあります。残念ながら、4本の重さを書いていないので、ラケット総重量やバランスが同じではありません。スイングウエイトと重さとバランスをピッタリ同じにするには、販売できる製品の歩留まりが低くて、ラケットの値段を今の市販価格では売れません。複数のラケットを使う場合、スイングウエイトを揃えるよりは、大体揃っている重さやバランスを優先した方が間違いが少ないと思います。というのも、常に帯同するラケットは、持っている時間が振っている時間よりはるかに長いので、持った感じの方がラケットを振った感じよりも大事になります。
写真のラケット4本は、フレーム305gを指定して2本づつ買ったものですが、重さとバランスは料理で使う秤や物差しがあれば簡単に測定し、揃っているのを確認することができ、安心感に繋がります。
あとがき その3
先週、先々週は、小雨・霧雨だったので、使わずにいた2本のラケットを3週間振りに使いました。ガッカリしたのは、使わずに温存していた2本が、雨天に使っていたラケットよりもテンションが低くなっていたことです。なので、今後は、天候が悪くても4本同時に使うようにします。
3週間振りに使った2本のラケットのテンション(今回のスクール練習で使用後に測定)
メイン・ソリンコバンキッシュ1.30mm
クロス・ソリンコツアーバイト1.25mm
2週連続で、雨天時に使用した2本のラケットのテンション(1週間未使用)
メイン・ソリンコバンキッシュ1.30mm
クロス・ソリンコツアーバイト1.25mm