弘法筆を選ばず。人気のない○○でも、優勝に絡む方のサインを入手できましたので、有難いオーラを感じていただくためにアップします(笑)。
31勝目、素晴らしい!
ここから本題です。前回のブログのテイクバックのときにラケットを面を仮想のテーブルに見立てるテクニックを知ったのは随分昔です。この方法はスイング開始のきっかけの動作なので、疲れないスイングの参考動作として取り上げました。その場でバウンドさせたボールやゆっくりの球出しなら、どんなラケットを使っても、気持ち良くボールを打ったりスピンをかけたりできます。ところが、実践で、相手のボールスピードが早かったり、ワイドに走らされて打つ場合には、相当の筋力がなければ高い確率で振り遅れるので、ボールを上手く打てません。
前回のブログでは、このスイングの短所である振り遅れに対して、ラケット面を地面と平行にした仮想テーブル(仮想テーブルトップを作る場所を指します。)を作ることにこだわらず、グリップを薄く握って、ラケットを仮想テーブルの上に置くだけにすれば、振り遅れの防止になることを書きました。参考にしたハレプ選手のスイングに、もう少し楽になる基本動作がありました。ハレプ選手のスイングをよく見ると、ラケット面を使ってテーブルトップを作るとかラケットを仮想テーブルに置くとかではなく、手首を仮想テーブルに置いています。この動きが、余計な力を必要としない、テイクバックからのフォワードスイングのヒントです。現在持っているラケットで試してみましたが、どのラケットでも強いボールコンタクトができます。
仮想テーブルに手首を置く動作のメリットは、薄い握りでも厚い握りでも、強いボールコンタクトができることです。ウエスタングリップで強烈なスピンをかけることもできます。
ナイロンを張った黄金比のラケットよりも、ポリエステルストリングを張っていたラケットヘッドが少し大きい軽いラケットとラケットヘッドが少し小さめの少しだけ重いラケットの方が、強いボールコンタクトできる確率が高い感じがしています。
Instagram post by @regnirt_sorp • Jul 24, 2018 at 12:33pm UTC
あとがき
国内では認知度が低いラケットなので、気にしなくてもいいと思いますが、そのラケットで凄い商売をしているお店がありました。
対象は、最近発売された新しいモデルですが、扁平グリップのラケットです。お店ではそのままでは全く使えないラケットだと酷評しています。ところが、その扁平グリップをこのお店が無料で、普通のグリップに交換してバランスを調整すると、その酷評したラケットが先進的な新黄金比のラケットになるそうです。
グリップ交換のできるテニスショップは多くないので、優位性を出すために思いついた「メーカーの最新ラケットですが、部品交換と調整しないと最高の状態にならないラケットです。当店では無料で部品交換と調整します。」というマッチポンプ的な商法ですかね。
マッチポンプの意味と類語|マッチポンプ商法・ビジネスでの応用法-ビジネスマナーを学ぶならMayonez
もしかしたらメーカーが事前のテストなしで上市したラケットなのか?とか、グリップの当初設計が誤った廃棄処分対象製品を入手したものかとか、昔販売していた他店が今回は全く販売していないので本当にダメなラケットなのかもしれないとか、色々疑念が湧くラケットです。並行輸入ラケットを使っていてこんなことを言うのも何ですが、並行輸入B級品よりも素性が不明ですが、原価がタダなら販売店はウハウハでしょう。
ラケットを購入した人が全て絶賛しており、そのコメントを無断で載せて、自画自賛しているお店のブログを読むと、他人に迷惑をかけている訳ではないので良しとしましょう。マッチポンプ商法と不安商法を掛け合わせた感じがします。
新しい黄金比を持ち出すのは、この販売手法かな。
それでも、このお店で購入した人で、ラケットの褒め方が悪かったり、お店に対する口の利き方や態度が良くない人に対して、おっさん思考とか客意識があるとか、ブログで間接的に批判しています。購入者は、お店で直接的、ブログやメールで間接的に、とにかく洗脳されます。原価がタダな商品を買って、お店を儲けさせているのにもかかわらず、メール返信での監視付きの奴隷調教されます。
誰しも「バカ」とは言われたくないよね。でも、バカと言われるのが嫌で、本意でないことを強制されるなら、とりあえず、バカのふりして逃げるは恥だが役に立つ(笑)。