Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

バボラ ピュアアエロ VS買いました。

今年の初売りで買ったバボラ ピュアアエロVSが届きました。ラケットの感想はまた今度になりますが、届いた時点の状態と選択した理由を書いておきます。☆感想をブログの最後に追加しました。

f:id:regnirt-sorp:20180113163712j:image

 

ストリングは、ソリンコXナチュラル1.20をテンション57ポンドでお願いしました。2日後の周波数換算値は59.2ポンドでしたので、こちらが意図したテンションで上手に張ってあるのが確認できました。

f:id:regnirt-sorp:20180113164836p:image

 

今使っているラケット(バボラ ピュアアエロ、ピュアアエロチーム)には、ソリンコXナチュラル1.30を張っています。ちなみに、テニスウエアハウスに記載されているピュアアエロの推奨テンションは54ポンドです。この値で張ってもらったところ、数日で50ポンド以下になり、ラケットの適正テンション範囲外になることがわかりました。張り替え直後のテンションは、大体1割程度低下するので、別の日にピュアアエロチームの張り替えの時には57ポンドでお願いしました。すると、張り替え直後の59ポンドは1週間で1割程度低下して1月維持しました。面白いことに3ヶ月経った現在のラケットテンションを測定したら、再び上昇して56ポンド辺りになっていました。これは、低温で乾燥した環境のためだと思いますが、このナイロンマルチストリングは、高めに張り替えると長期間ラケットの適正テンション範囲内で使うことができます。

f:id:regnirt-sorp:20180114164947j:image

残念なのは、ボールの方です。低温環境では気体の体積が収縮するので、ニューボールでもシーズン中のようには弾んでくれません。当然、開封して長期間経過している大量の練習用ボールは全く弾まないです。このストリングのテンション維持の恩恵は、そんなボールでも楽に飛ばすことができたことでしょうか。

 

今年のラケットの候補として、バボラ ピュアストライク プロジェクトワン7としていました。その理由は、YouTubeにテニス教則動画を投稿しているベン・ウォルフさんが使っていることと、ラケットの発売が2017と新しく、直ぐにはモデルチェンジしないことからです。

f:id:regnirt-sorp:20180113173713j:image

f:id:regnirt-sorp:20180113173853j:image

 

ところが、最近ベン・ウォルフさんの投稿した動画では、何故かブレード98Sを使っていました。ピュアストライクは、ベストセラーではありますが、フレーム重量305gが自分にとって重く感じる可能性があるので、このYouTubeを見たのを機に候補から外しました。

f:id:regnirt-sorp:20180113173932j:image

f:id:regnirt-sorp:20180113173952j:image

 

ベン・ウォルフさんの使っているウィルソン ブレード98Sに興味を持ちましたが、既に最新モデルが発売されています。ウイルソンのラケットはネットで安い並行輸入品やセール品を取り扱うのお店が少ないようなので、テニスウエアハウスの類似ラケット情報にあるバボラとヘッドを検討しました。

f:id:regnirt-sorp:20180113174352j:image

 

ヘッドは、テニスを始めた頃から最近まで使ってきました。バボラを使ってわかったのは、ヘッドのラケットの4シリーズ(スピード、ラジカル、エキストリームプレステージ)は、ある程度プレースタイルが定まらないと、どれも難しいラケット(初級者用でも)であることです。私的に、ヘッドのラケットは取り扱いがシビア過ぎて、練習には良いかもしれませんが、試合を楽しむのには向いてないので、候補から外しました。ラジカルは、メーカーのベストセラーラケットですが、使い手を選ぶので、評価は極端に高くありません。ラジカルの特徴である楕円形のグリップは、他のメーカーのラケットから、初めて使うと、結構違和感があります。初級者に限らず、ヘッドのラケットは、ラケットコントロールのシビアさやグリップの違和感を紛らすために、チューンナップをしたくなります(笑)。

f:id:regnirt-sorp:20180113174745j:image

 

その点、バボラのピュアドライブとかピュアアエロのシリーズは本当にプレーヤーフレンドリーなラケットです。なので、類似ラケットのバボラピュアアエロVSに決めました。ネットで検索すると、手頃な価格の並行輸入品(グリップサイズG3)があったので、1本注文してみました。商品は注文してから4日で届きました。前述のとおり、ストリングテンションの調整も上手くいきました。シーズンまでに試しながら、自分にあえば、今シーズンのラケットにしようと考えています。話は変わりますが、バボラはどのシリーズでも、同じバランスで幅広い重量レンジのラケットを試せるので素晴らしいと思います。

f:id:regnirt-sorp:20180113175524j:image

f:id:regnirt-sorp:20180114172200j:image

 

☆使った感想です。

ピュアアエロVSは、カラーリングはピュアアエロのシリーズと同じですが、フレームの金型はエアロストームです。ヘッドサイズは100平方インチの空力抵抗の少ない厚いフレームではなく、ボックスフレームです。98平方インチと小さいので振り抜き易いです。練習で3時間程使ってみました。久しぶりのヘッドサイズなので、グランドストロークやボレーでスイートスポットに当たらないと、飛ばない感じでした。ラケットに慣れてくると、上手く当たるようになりました。その時の感じは、ラケットがボールを掴んで発射する感触です。この感じは、16メイン×20クロスのストリングパターンが影響しているかもしれません。16メイン×19クロスのピュアアエロやピュアアエロチームとのラケットの違いははっきりわかります。このVSの感触が気に入ってしまったので、練習終了直後、2本目を注文してしまいました(笑)。2018年シーズンは、バボラ ピュアアエロVSに決まりかな。

 

練習後のテンション測定結果(周波数換算値)

f:id:regnirt-sorp:20180114015922p:image

この2日後のテンション測定結果(張り替え5日後)

f:id:regnirt-sorp:20180115222045p:image

 

もう1本届きました。

f:id:regnirt-sorp:20180116191510j:image

テンションは、57ポンドで依頼しました。届いて直ぐテンションを測定しました。先に購入したラケットよりも低い値でしたが、2本とも同じ位のテンションなので、結果オーライでしょう。

f:id:regnirt-sorp:20180116191908p:image

2本を素振りすると、どちらも程よいバランスで振れます。ピュアアエロよりVSの感じが好きです。オーバーグリップテープを巻いて重さを測ってみたら、311gと312gと重さはドンピシャでした。

購入したネット仮想店舗のG3の在庫はなくなっていました。思い立って2本目を直ぐに注文して正解でした。直ぐに在庫なしになることから分かるとおり、1万円を超えてしまう製品なのか、売れる見込みがなければ、メーカーの生産、問屋や小売店の在庫は必要最小限です。国内のプレーヤーやジュニアの予備軍には、簡単に張れて安心して使える、コモディティ(日用品)のようにラケットが提供されないと、テニスの未来は明るくありません。ピュアアエロVSは、普通のテニスショップにある業務用電子制御ストリングマシンで適切に張るなら、十分に使いやすいラケットになっています。バボラがさらに発展し、誰もがどこでも簡単にVSのような高性能ラケットを手に入れることができるよう、バボララケット使用のプレーヤーが全豪オープンの勝者となることを祈っています。

 

1月20日のテンション

1本目10日後(直後59.2ポンド△3.5)

f:id:regnirt-sorp:20180120132442p:image

2本目6日後(直後55.4ポンド△1.8)

目印にボウブランドのシール貼りました。

f:id:regnirt-sorp:20180120132513p:image

練習で交互に使いましたが、同じラケットにしか感じられません。グランドストロークではコントロール良く深いボールやスピードボールが打てました。ボレーは98平方インチのフェースサイズを使い始めたばかりなので、ミスが出ますが、コントロール抜群です。サービスでは、筋トレしない私でもフルスイングで制御可能なアウトプットができる最大の重さになっています。

 

全豪オープン女子は、バボラピュアアエロを使うウォズニアキ選手の優勝でした。男子はウィルソンプロスタッフのフェデラー選手でした。準優勝は、それぞれウィルソンとヘッドでした。選手が強いのはありますが、これらメーカーには期待しています。

 

2月17日のテンション

1本目38日後(直後59.2ポンド△4.8)

 f:id:regnirt-sorp:20180220210940p:image

2本目34日後(直後55.4ポンド△3.2)

f:id:regnirt-sorp:20180220211137p:image

 

VSには、ボウブランドオーバーグリップテープを巻いていますが、チームに巻いている同じウェットタイプのバボラオーバーグリップテープと比べると、カサカサ感が全くないので、手の平に優しい感じです。100平方インチのラケットは、コンタクトの瞬間、自分の意志より少し早くボールを弾くように感じますが、VSではそれがないので、最近はVSばかり使っています。

 

4ヶ月後のテンション(5月10日)は、ラケットの適正テンション範囲下限まで低下しました。4月、5月は使いませんでした。

f:id:regnirt-sorp:20180510182128p:imagef:id:regnirt-sorp:20180510182142p:image