Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

ボディターンを使うために

ボディターンを使うための動作練習(素振り)をジョコビッチ選手のスイングを使ってスライドショーにしてみました。フォアハンドスイング動作で、ボディターンを使うのはフォワードスイングからコンタクトまでですが、この部分を練習するにはフォワードスイング開始からポインティングザネットまでを利用します。動作を繰り返し練習するイメージの画像にしました。

この練習が必要な人は、ボールにパワーや回転を加えることができない人です。身体に覚えさせる動きですが、完成形は、フォワードスイングの前習えの姿勢(上から見るとカタカナのコの字)がポインティングザネットまで維持できることです。バワーが加えられない理由は、ラケットを持たない反対の腕が邪魔をするからです。

練習のポイントは次のとおりです。
フォワードスイング開始で手首をルーズにしておきます。ラケットの先は最初サイドネット方向ですが、真後ろ方向に向けてからコンタクトポイントに移動します。
f:id:regnirt-sorp:20150526211408j:image

②ラケット面は、コンタクトポイントで地面と垂直ですが、すぐにプロネーションしてポインティングザネットで地面と水平になるように意識します。
f:id:regnirt-sorp:20150526211502j:image

ポインティングザネットの位置で急停止します。ここが重要!ラケット面と地面は斜め約45度くらいになります。
f:id:regnirt-sorp:20150526211434j:image

④実際のスイングでは、ポインティングザネットで急停止せず、ラケットを投げる感じにすると、自然に肩の上方でフィニッシュします。
f:id:regnirt-sorp:20150526212424j:image
ボディターンやユニットターンというのは、テニスに限らず道具を使うスポーツで良く使う言葉です。実際には、ラケットをスイングするときには、必ずボディターンしています。ブログでは、その違いをボディターンを使うと書いています。道具で打撃するスポーツでは、必ずレバレッジ(第3種のテコの原理)を使います。パワーのあるボールが打てなかったりスピンが掛からないのは、ボディターンを上手に使っていないからです。この練習をすると、テイクバックでラケットを背中まで引いて反動をつけなくても効果的にボールにパワーを加えることができるようになります(個人差があります(笑))。