Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

グラフィンの軽量ラケットだからできたこと

ラケットをゆったり握り、インパクトまでをゆっくり振ることができれば、 フォアハンドは随分楽に上手に打てると思います。

軽いラケットを選んできた理由はゆっくり脱力して振るためでしたが、使ってきたラケットでは、力を抜くとインパクトで「ビョ〜ン、ビョ〜ン」と不快な振動があり、この振動を我慢して練習しなければなりませんので、時間を十分かけたわけではありませんでした。

グラフィンエクストリームは、工場張り上げ出荷のガットで振動止めも付けてないのに、ゆっくり脱力しても全く振動がないので、今日は随分長時間壁練習しましたが、脱力しての練習効果に驚きました。

最初は壁でのラリー練習から始めましたが、腕を使って調整するせいで、ラリーを長く続けると、ボールがお辞儀して返球がツーバウンドになり、ラリーが続かない傾向がありました。

画像を撮って見てみると相当かっこ悪かったので、握力や腕を完全脱力してヘソで振ってみました。すると、ボールコントロールが楽にできるうえに、これまでのようにフィニッシュ途中でラケットが止まらずに身体に巻きつくようになりました。

ボールもキチンと返ってくるので、100回ラリーに挑戦してみましたが、回数が多くなってもボールがよく弾き、簡単にできてしまいました。

注意したのは、当然脱力ですが、ラケットがインパクトにゆっくり向かうことができるように、利き腕を脱力したまま、利き腕と反対の腕を使って早くテイクバックの準備したことと、インパクトでは次の画像のように、擦りあげず、確実にラケットの中心に当てるようにしたことです。

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 楽しくて、もう100回やってみたら、いつもと違う感覚になりました。インパクトで次の画像のように、全く力を入れてないのに、手首がロックインポジションの状態でインパクトを迎え、ボールが刹那の間ガットで留まってから飛んでいく感じがわかるのです。

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正面から画像を撮ってみたら、 YouTubeのクズネッツォワ選手のスイングになっていました。練習の最初とスイングとボールの軌道が別人になっていた自分に驚きました。


Svetlana Kuznetsova practice in Miami 2008 1 - YouTube

 

参考


David Nalbandian - Forehand - YouTube