あるテニスショップのブログで、振動止めを買うのは、ストリンギング技術が低いからで、付けなければならない。でも、振動止めを付けることで、「テニスが上達」しないだけではなく、「怪我」したり、「健康寿命」が短くなる等、深刻な事態が頻発しているとありました。使うなと言いながら、振動止めは販売している矛盾と、少数の法則による主張で、何だかよくわからないマユツバ屁理屈を根拠にした大袈裟な表現は???になります。人に迷惑をかけなければ、何を主張するのも自由ですが、表現の品のなさに呆れます。
この訳のわからない主張はさておき、個人的には、振動止めを使うと、強いボールが打てるような気がしますが、ラケットを正確にコントロールするのが難しい感じだったので、思い切って、ラケットの振動止めを外して、某国営放送の冠大会のシングルスに出場しました。
先月購入した並行輸入品の2018バボラピュアドライブは、前述のテニスショップがぱちモンラケットと酷評したので、使いませんでした。
使ったラケットは、2019ピュアアエロです。今年の5月「張人」に、テンション56ポンドでソリンコハイパーG1.20mmを張ってもらったラケットです。
ストリングを張り替えました。 - Regnirt-sorpの日記
手汗対策には、マンティスオーバーグリップテープパフォーマ パフォーレイテッドを巻きました。前回参加した草大会で、初めて使いましたが、緩く巻き過ぎて、グリップサイズが太くなったので、今回は普通の力加減で巻き、ほぼグリップサイズG2を維持させました。
出場したクラスが松竹梅の梅クラスなので、自慢にはなりませんが、予選なしの決勝トーナメントで、ベスト4でした。このブログを始める前に、公式戦で賞状を手にした記憶がありますが、何年かぶりの公式戦(前回より格上の大会)の賞状を手にして、喜びで泣きそうになりました(泣きそうになったのは嘘です)。
試合で、振動止めを使わなかったことで、ボールコントロールが安定して、テニスの基本戦術が使えたことは勝利に貢献しました。
まあ、梅クラスなので、相手もミスしてくれましたが、試合前、にわか練習したアプローチからのボレーの展開を、これだけ多用した実践は初めてでした。決めるパターンになったボレーは、たくさんミスしましたが、重要な場面で決まり、最終的に勝ち残ったので、冗長で無駄なラリーが続く梅クラス病を克服できたと思います。
手作り室内練習器具の練習で、ボールをラケットのスイートスポットに上手く当てる場所を探せたことも、確実なアプローチを打つのに役立ちました。普通のフォアハンド(私は右利き)のストロークやアプローチで、赤丸が示すボールの右側下半分を打つと、ボールコントロールが安定するのを体験できます。
ラケットヘッドは、テイクバックで重力で落としてから、右手の薬指と小指を支点にしてスイングすると、スピンがかかります。ピュアアエロはスピンに特化したラケットのため、スピンが良くかかりますが、普通のボールも赤丸の部分を意識して打つことで、緩く打ってもコントロールが安定した深いボールを打て、ネットボールやアウトボールが激減しました。球出しでやってみると効果テキメンです。
勝てば官軍で、好きなことを書いているので、話半分以下で読んでください。
話は戻りますが、ストリンギングの技術はどうあれ(もしかして、張人は技術力が高い⁈)、最初はストリングの響き音が気になりますが、慣れると気にならなくなるので、コントロール安定のため、振動止めを使わない選択はありです。