Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

ストリングを張り替えました。

店頭購入や通販の国内正規品でも、通販の安い並行輸入B品を買ってもサービスガット(ストリング)に張り替え工賃無料がついてきます。サービスガット(ストリング)にすれば、ラケットフレーム代金だけで済むので、店頭購入でも通販でも得した気分になります。

ところが、サービスガット(ストリング)は、大まかに、ポリエステル、ナイロンモノ、ナイロンマルチの別はあっても、多分、打感が硬い、普通、柔らかい、の違いぐらいしかわからないでしょう。有名なストリングを無料にしてくれる所もありますが、製造から年数が経過して、弾力や復元力が劣化した廃棄間近であることが多々あります。売る側としては、ラケットを大量に捌くために、あえて無料でやってるサービスなので、どれだけコストを少なくするか腐心しているはずです。張り上がりが雑だと、次回から敬遠されるでしょうから、価値のほとんどないストリングをとにかく短時間で見た目良く張っている可能性が高いと今回理解できました。

使い勝手はフレームの性能も影響するので、ラケットが身体に合えばそれなりに使えますが、有料サービスで張り替えて比べてみたら、どう考えても、ラケット購入した時の無料サービスを長く使い続ける価値はないと思います。いつも使っているストリングを有料で選択しましたが、それでも工賃が無料なので、試打用と割り切りました。購入後半月も経ってませんが、別のテニスショップの有料サービスで同じストリングに張り替えましたが、全く違うラケットになって返ってきましたよ。早く張り替えて良かったです。

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返ってきた2本のピュアアエロは、並行輸入B品ですが、買ったお店の在庫から実測重量をどちらも295gのフレームを探してもらった(スイングウエイト281kg・cm2とバランス319mm、スイングウエイト282kg・cm2とバランス320mm)おかげで、有料張り替えサービスから返ってきたときのスペックは、2本とも重量314g、スイングウエイトは303kg・cm2でした。バランスポイントだけが異なり、324mmと322mmで、その差は2mmでした。

ストリングは最初と同じソリンコ・ハイパーG1.15mmにしました。ピュアアエロチームでは、ハイパーG1.20mmを張ったのですが、深いボールがバウンドしてからの勢いがなく、相手からの返球が強くて、細いストリングにした経緯があります。普通のピュアアエロなので、ラケットフレーム重量の増加によるパワーアシストもありそうですが、ラケットヘッドの重量増加でスイングウエイトも増加し、スイングスピードが下がるので、同じ1.15mmを選択しました。

張り替え工賃有料のラケットを使って、ボールを地面にドリブルして突いたとき、前回の無料サービスと比べて、スイートスポットが広がったのがわかります。

テンションは、56ポンドで2本張りで依頼しました。ラケット張り替え直後の周波数換算値は、測定結果は、前回よりも高いテンションでしたが、50ポンドを割っています。クロスストリングテンションはお任せにしているからかもしれません。

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上記の測定テンション値は同じくらいなので、ストリングをラケットで叩いて鳴らしてみると、響きはどちらのラケットも同じ高さの音です。初回の無料サービスは、ラケットごとに別々の音だったので、それだけでも張り替える価値があります。手作り室内練習器具のプラスチックボールやオレンジボールを練習で使ってみましたが、重量とスイングウエイトが同じため、フォアハンドやバックハンドは操作性が上がり、サービスやボレーも良い感じになっています。週末の練習が楽しみです。

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