東海大菅生のテニス教則DVDを買う代わりにラケット(2018ピュアドライブチーム)を買ってしまいましたが、そのサンプル動画で、講師が「フォアハンドは、カーブをかけて打つのかシュートをかけて打つのか自分の感覚で理解する。」と説明していたのがずっと気になっていました。テニスはトップ選手のワイパースイングのイメージが強烈過ぎて、教則本等でこの打ち分けはあまり取り上げられていませんが、今回の練習に取り入れてみて、実践では重要な基本スキルなので、体験したことを書いておこうと思います。
テニスDVD | テニスの上達法がまるわかり!~東海大菅生の実践メソッド~
前置きです。今回もいつもの練習相手とシングルスのマッチ練習をしました。結果は、6-2、2-0(時間切れ)と前回に引き続き勝ちましたが、今回は、すんなり勝てました。結果論になりますが、ボールにカーブやシュートの回転をかけるようにしたからだと思います。
テニスの教則本に取り上げられているグランドストロークの主な技術は、縦方向に回転させるトップスピンやスライスです。これは、強いボールをコートに収まるように打つ技術です。しかし、レクリエーションテニスでは、緩いフラットボールを高さで調整するので、それほど必要とされていないのか、打てる人はあまり見たことがありません。なので、レクリエーションプレーヤーが、グランドストロークで斜め〜横方向に回転させるカーブやシュートを気にする人は少ないと思います。多分、話を理解することすら出来ないかもしれません。
ただ、テニスのグランドストロークは、クロスに打つことが基本ですが、フラットでもトップスピンでも強いボールを打とうとすると途端に打てなくなることはありませんか?それは、グランドストロークで強いボールを打とうとすれば、ラケット面がストレート方向になるので、カーブやシュート回転をかけないとクロスコーナ方向には打てないからだと思います。
実際にグランドストロークで、カーブやシュート回転をかけてみるとわかりますが、クロスや逆クロスに強いボールを打つのが嘘のように簡単になります(個人差はありますが、私の場合、苦手だったバックバンドストロークが劇的に改善しました(笑))。また、意図的にカーブやシュート回転をかけることで、ボールの軌道と落下点のイメージがしやすくなるので、縦回転だけのトップスピンよりも、コントロールの精度が格段に高まります。
いつもの練習相手とのマッチ練習の話に戻りますが、グランドストロークでカーブやシュートの回転をかけて、威力のあるボールを左右にコントロールできるようになったのが、簡単に勝てた理由だと考えます。カーブやシュート回転をかけるとイメージを調整するだけでコート内に収まるようになるので、ミスが少なくなるメリットもありました。
イメージがサッカーボールの回転と似ているので、YouTubeにあった動画を編集しています。参考にしてもらいたいのは、ボールコンタクト(キック)する位置とどんな軌道を描いているかです。
サッカーのフリーキック(パスやシュートもありますが)で、カーブやシュートの回転をかける理由は、威力のあるボールを確実にターゲットに蹴るためだと思います。
動画編集:フォアハンドの基本
Instagram post by @regnirt_sorp • Aug 19, 2018 at 7:14pm UTC
テニスの上達法がまるわかり! ~東海大菅生の実践メソッド~ Disc1 sample - YouTube
Instagram post by @regnirt_sorp • Oct 4, 2018 at 2:53pm UTC
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高い所は涼しくなっており、紅葉が始まっていました。多分、今年最後の登山になりそうです。