午前中は、800m級の山に登り、重めのウォーミングアップをして、午後から3時間テニスをしました。いつもの練習相手ですが、マッチ練習の結果は、6-7(6)と残念ながら連敗更新中でした。5-3で迎えたサービングフォーザマッチで決めきれないまま、タイブレークで6-8の結末には凹みました。
マッチ練習前に登った山の写真
頂上展望台から撮影(標高約800m)
結果から言うと、練習あるのみですが、今回、スイングを改善したら、バボラピュアアエロVS(以下「VS」。)が実践で使えるようになったので、練習方法を書いておきます。
これまでメインで使ってきたのは、ピュアアエロチーム(以下「チーム」。フレーム285g、ヘッドサイズ100平方インチ)ですが、VS(フレーム295g、ヘッドサイズ98平方インチ)はチームより10g重いです。
チームを使っているときも、手作り室内練習器具は、重いVSで練習していました。そのおかげで、チームは腕の力で調整してボールを飛ばしていた思います。ところが、実際のコートでチームが使えるのに、VSは、手作り室内練習器具のスイングは上手く飛びません。せっかくの手作り室内練習器具ですが、重いラケットを使ったときの身体の使い方が適切でなく、運動連鎖のスイングが実現できていなかったと推測しています。
どうしたら、重いラケットで確実に運動連鎖のスイングができるのか、過去のブログで紹介した内容を再度見直してみると、ヒントがありました。ヒントの動作を入れ、手作り室内練習器具で十分打撃の練習をしてから、実際のコートでイエローボールで練習すると、VSを使っても上手く当てることができました。手作り室内練習器具を使わずに、コートでの練習だけでは、練習量が少なく、運動連鎖のスイングでボールが打てるようになるには、時間がかかると思います。運動連鎖でのスイングができないと、ラリーや試合は難しくなり、高い確率でテニスエルボーを患うことになります。週1テニスなら、何年テニスをやっても、ずっと打ち方に満足できないと思います。高齢者テニスで良いなら別ですが、長く続ければテニスエルボー用サポーターが必要になります(笑)。
以下の点に注意して、手作り室内練習器具で練習すれば、実際のコートでも力まずにオートマチックにスイングでき、思いの外、軽くボールが飛んでいくことがわかりました。
テイクバックからグリップエンドを先行させ、ラケットの重さの重力だけでラケットヘッドが自然に下がる力の入れ方(抜き方)をして、コンタクトに臨みます。
Instagram post by @regnirt_sorp • Oct 17, 2017 at 12:06pm UTC
ボールコンタクトでは、下の画像のように、ラケットを持った他人の手首を握ってスイングすることをイメージします。ラケットヘッドを下げてからの一連の流れがスイングの運動連鎖だと考えます。
Instagram post by @regnirt_sorp • Feb 18, 2017 at 8:53am UTC
マッチ練習前に、小一時間、VSを使い、コートで実際のラリー練習をしました。風の強い(風速6〜7m/s)日だったので、最初はやはり上手く当てることができませんでしたが、数を打っていると、風下側からでも低い弾道でベースラインまで届くようになりました。
マッチ練習の相手からのコメントですが、前回よりも、フォアハンドストロークのスピードが速くなって、スピンも回転がありボールも変化があった。また、この打ち方でサーブを打っていましたが、フラットサーブのスピードはいつもより速い、と相手から言われたので、手作り室内練習器具の効果はあったと考えます。
これからのシーズン本番で、VSを使う目処が立ちました。VSにはナイロンのストリングを張っていました(1月に初めて張りました。)が、ポリエステルのストリングが使えそうな気がするので、張り替えに出しました(笑)。ラケットが戻ってきたら、アップします。