フェレール選手のボール出しが大変参考になったので、スライドショーを作りました。結論は、手首や腕でラケットに反動をつけないで、コンタクトでプロネーションするだけです。フィールテニスでは、ロールアンドコンプレスと表現していますが、ユニットターンしてラケットを静止、ゆっくりコンタクトポイントまでラケットを運び、グリッとやるだけです。
とりあえず、ボール出しでできれば、普通にフォアハンドでもできるようになります。グリッとやる感じは、柔らか過ぎず硬過ぎず、グラフィンXTエキストリームレフプロ16×16にポリエステルストリングを適正テンションど真ん中で張ったならではの感覚で、ボールにはパワーとスピンが加わり、ベリーコントローラブルです。
自分の壁練習を撮影したフォアハンド動画とフェレール選手を比べると当然ですが、スイングスピードが違います。どこが違うのかと言うと、自分はフォワードスイングからコンタクトでラケットが大回りしています。フェレール選手はロックインポジションから直線的で、ラケットは最短距離を通ってコンタクトしています。以前取り上げた「ひねり戻し」の動きをやっていましたが、どうしてもフェレール選手のようなスイングになりません。
繰り返しフェレール選手のフォアハンド動画を観ていましたが、関係のないボール出しの映像で、物凄いゆっくりのスイングで、手首や腕の反動を使っていないのに、力強いトップスピンボールを打っているのに気がつきました。
どうしているかと言えば、次の画像のとおり、ボールコンタクトの直前に少しスピネーションして、コンタクトで少しプロネーションしているだけです。エキストリームレフプロはこうやって使うと物凄く気持ち良くボールが打てるラケットだというのがわかります。
これは、ユニットターンしているだけで、ラケットに反動はつけていません。
ラケット面の角度は変えないで、そのまま降ろします。
ここで少しだけスピネーションしてます。これは、ラケット面をコンタクトで地面と垂直になるように当てるためです。
コンタクトポイントにラケットが向かいます。
コンタクトでグリッ。パワーの出るグリップを決定した位置です。
プロネーション。
スライドショーで見るとスピネーションしてから、コンタクトしてからプロネーションしてるのがよくわかります。