Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

ロックインポジションしないと打てません

全く同じフレームなのに、ピュアストライク同士を比べると、16/19は、18/20よりもイマイチな感じがします。それでも、自分的には、ピュアストライクを買う前に使った全てのラケットと比べて、ピュアストライク16/19はそれらよりも良いラケット、ピュアストライク18/20はその16/19よりも良いラケットという位置付けになります。

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どちらのピュアストライクも、ミスショットしても、同じシチュエーションなら、次は修正できてミスショットしないのが、これまで使ってきたラケットと違うところです。

ピュアストライク2機種を比べると、18/20はストリング3本分ラケットヘッドが重くなり、総重量で約4g多くなっています。このため、スイングウエイトが高くなり、自然にゆっくり振れます。対して、16/19は、18/20と比べ同じフレームとは思えないほど振り抜きが軽く感じられるので、タイミングが合わせ難く感じます。そこで、数年前に書いたブログのとおり、手作り室内練習器具を使って、16/19をロックインポジションを意識して練習したら、ラケットの振り出しにタメができて、パフォーマンスが18/20並に改善しました。

ロックインポジション - Regnirt-sorpの日記

 

話はかわりますが、テニスサークルで、自分よりも上手くない人に16/19を使ってもらったところ、ピュアストライクは、この人達にはお世辞にも使えてはいませんでした。優しいラケットを使っている人達ですが、そのラケットよりも山なりで球足が短くなり、緩いボールになりました。弾道やフォームを良く観れば、誰もロックインポジションをしたスイングをしていないのがわかります。優しいラケットでもキチンと打とうと思えば、この基本動作は欠かせないはずですが、知らなくてもテニスはできるので、中年以降にテニスを始めた愛好家が何年テニスを続けても上手くならない原因の一つかもしれません。

ピュアストライクは、ベストセラーラケットですが、飛ばないと評価される競技用ラケットです。競技用ラケットを使うには、ロックインポジションして、打点でレバレッジ(テコの原理)を懸けるか、筋力をつける必要があります。5年前にロックインポジションの記事を書いた時点では、優しいラケットを使っていたので、今回のテニス愛好家と同じように、ピュアストライクは使うことができていなかったと思います。ラケットにレバレッジを懸けるスイングは、競技用ラケットを使ったコート練習に時間をかけないと身に付かないスキルだと思います。筋トレもせずに現在それなりのボールを打てている理由は、ボールをラケット面に正確に当てる練習やボールコンタクトのタイミングを合わせる練習を身体の負担の少ない手作り室内練習器具を使って毎日練習してきたからかもしれません。