ロックインポジションからラケットフェイスのことを一切忘れて、グリップとグリップエンドだけを意識して振り切れば、強いトップスピンボールが打てます。
多くの愛好家がフォアハンドで、無回転や横回転のボールになるのは、ロックインポジションなしのためです。テイクバックからすぐにラケットフェイスをボールに当てようとする愛好家が習得するのは難しそうです。
ゲイブハラミオ、ロックインポジション
ベルディヒ選手のフォアハンド
ストーキングザボール
サーキュラーテイクバック
ラケットフェイスが下向きになりますが、このとき手首は折れていません。
ここからグリップを右回りに回転させて手首を手の甲側に折ったロックインポジションに移行します。後方からの画像では地面と平行になったラケットフレームが左回りに回転しています。ロックインポジションに移行する前にフォワードスイングを開始すると、ロックインポジションが上手くセットできません。
手首が折れてロックインポジションにセットされ、フォワードスイングが開始します。
グリップエンドでボールを狙います。
インパクト直前まで手首が先行します。
インパクトは通過点です。
ラケットヘッドはポインティングザネットを意識します。ラケット面と地面の角度が重要です。0度(水平=画像)〜25度にしないと上手にフィニッシュできません。
フィニッシュではラケットスピードが最速になります。