Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

ラケットを振るための身体の使い方

スライスサーブを打ち分けを解説するYouTube動画を紹介したブログが、はてなブロググループ(テニス)に投稿されていました。サーブ強化練習日♪ - タマゴはかえるかな

 

ブログで取り上げているYouTube動画

【テニス スライスサーブ】3種類+1のスライスサーブ!曲げる、すべらせる、落とす!プラス試合で有効なもう一つのコース! - YouTube

このYouTube動画の冒頭で、スライスサーブで必要な腕の回転の動き(内旋(プロネーション)→外旋(スピネーション)→内旋(プロネーション))でボールを打つ身体の使い方を解説しています。

 

このスライスサーブの身体の使い方の事前練習をして、テニスの全てのショットを力強く打つための身体の使い方の基本だと気がついたので、参考になった部分を編集してみました。

サーブの解説なので、基本のグリップは全てコンチネンタルグリップで握っています。

Instagram post by @regnirt_sorp • Feb 9, 2019 at 11:57am UTC

 

動画の身体の使い方の練習の肝(キモ)は、次の編集動画のように、スライススイングで①内旋→②外旋→③内旋するのですが、①は②の準備のための初動で、②と③の間でボールコンタクトして、ラケットをボールに薄く当てたり、厚く当てたりすることです。初動の①がないと勢いよく②から③まで腕が旋回しません。サーブでパワーや回転を加えられない原因は、③の内旋ができないからでした。これがわかるだけでも、サーブは劇的に改善しますよ。

Instagram post by @regnirt_sorp • Feb 9, 2019 at 2:39pm UTC

 

家の中でもたくさんボールを打つ練習ができる手作り室内練習器具で使っています。プラスチックボールを正確にラケットのスイートスポットに当てることを意識して打つのを日課にしています。これだけでも、ストロークのボールコントロールは良くなりますが、YouTube動画のように、スライススイングで内旋→外旋→内旋してラケットをボールに当てる身体の使い方で、スライスサーブだけでなく、いまいちだったフォアハンドやバックバンドストロークでのスライス、サーブ、ボレー、上手に上がらないロブがインスタントに改善できたので、日課に加えました。

レッスンで、コーチから「ボレーのとき、ラケットを引いて振っている!」と毎回ダメ出しされて悩んでいましたが、スライススイングで内旋→外旋→内旋の動きをすれば、ラケットを引かず、簡単に強く正確に打てるようになり、自分でも驚いています。

また、ボール出しが苦手な人は少なくないと思いますが、スライススイングで内旋→外旋→内旋して、ラケットにボールを厚く当てれば、正確にコントロールされた低い弾道の強いボールが打てます。バックバンドも同じやり方にすると、トップスピンの打ち方よりも、ボールがよく飛びます。

さらに、グランドストロークで、普通のスイングを意識して、内旋→外旋→内旋でボールの真ん中から上半分を打てば、なぜかスライス回転ではなく、トップスピン(順回転)になるのは、内旋→外旋→内旋の身体の使い方をしたときの不思議な現象です。そのため、スライススイングで、厚い当たりを練習し直してからトップスピンの練習をすると、バウンド後に高く弾む回転をかけるのが随分簡単になります。

 

先に紹介した方が書いておられるとおり、動画を使って上手に説明してくれている人がいるのでとっても助かりました。あるテニスショップで会員限定で提供しているプロ選手の身体の使い方を写真と文字で解説した貴重でありがたい教則本を会員の人に見せてもらったことがあります。配布された会員よりも身体能力や理解力が低いのか、改善には至りませんでしたが、プロ選手の動作解析した文章よりも、今回紹介したように、上手い説明をしてくれる動画の方が、内容の再現性は高いと感じます。

 

あとがき

2019バボラピュアアエロチームを今回レッスンで初めて使ってみました。

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ラケットが軽いので、強いボールを打つメンバー相手にも対応できましたが、ボレーやロブに力がなかったりミスが多いので、重さが足りないのかなと感じ、レッスン中に、チームよりも重い300gのピュアアエロ購入が頭に浮かびました。ところが、レッスン後に、ブログでYouTube動画を編集した打ち方をピュアアエロチームを使って練習してみると、軽いピュアアエロチームやラケットヘッドの面積が小さいピュアアエロVSの方が、楽に内旋→外旋→内旋の身体の使い方ができるので、追加のラケット購入をやめました(笑)。次回のレッスンでは、もっと上手く使えると思います。