Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

テニスを始めた年齢

運よく十代のゴールデンエイジまでにテニスを始めて、テニスで食べていける人はラッキーです。

 
ほとんどの人の夢はかないません。世の中は厳しいですから。尚且つ、若いときに体力、技術、気力のピークが出てしまった人は、それ以降は、当時を懐かしむ余生のテニスになります。伸びしろがないので、大半の人は辞めてます。
 
二十歳前から三十歳位に始めても結末は同じでしょう。
 
しかし、体力のピークをとうの昔にすぎた年齢に始めると事情が違う場合があります。多分二つのパターンがあります。
 
一つは、健康増進を目的とした同じような年代の仲間達と汚いサポーターを肘や膝に痛々しく巻き、変な打ち方のダブルスで毎週毎週醜態を晒し続ける老人会レクリエーションのパターン。
 
もう一つは、修行僧のように貪欲に全てのテクニックを最初から正しく身につけていき、上達する喜びが原動力となるパターン。
 
努力すれば、寝たきりになってラケットが握れなくなるその時が上達のピークになる可能性を強く信じている私はこのパターンです。
 
素振りは毎日欠かさず練習していますが、その成果が週末にボールを打つとき分かるので、ボールの打てる週末は毎回充実して過ごせています。
 
最近、テニスを始めたばかりの頃に上手いと思っていた同世代や先輩の人をコートで見かけると、当時からほとんど上達していないのがわかるようになりました。
 
今がピークの自分よりも遥かに若い人達に体力で勝つのは難しいですが、あわよくば勝つか、相手や観客にナイスゲームと言ってもらえる試合にしたいといつも考えてます。