Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

塞翁が馬

 

ラケットを振ったときに手首に痛みが出るので、手首が痛くならないようにスイングを調整したら、安定してパワーのあるボールが打てるようになりました。

 

今回のサークル練習の2日前に、ラケットを握ると手首が痛かったのに、手作り室内練習器具での練習を無理して続けたせいで、痛みでラケットが握れなくなりました。

サークル練習前夜は、常備薬ロキソニンS、ロキソニンテープ、氷嚢の3種の神器を使いました。3種の神器のおかげで、サークル練習当日の朝は、ラケットを握ったときの痛みはありませんでした。

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念のため、出かける前にロキソニンSを服用してサークル練習に参加しましたが、ウォーミングアップのミニラリーでポリエステルストリングを張った2018プリンスツアー100(以下ツアー100)を使ったら、一打目でいきなり手首に激痛が走りました。

直ぐにナイロンストリングを張ったツアー100に代えました。ポリエステルストリングほど痛くなかったので、手首が痛くならないように、手首の稼働域を制限するスイングをしたら、身体が暖かくなったら、自然に痛みがしなくなっていました。

ただ、ナイロンストリングを張ったツアー100は、ストリングの太さは16G(1.30mm)で、テンションはラケット適正範囲上限の53ポンドにもかかわらず、本当に柔らか過ぎる感じでした。

ストローク、ボレー、オーバーヘッドストロークで、ストリングベッドの引っかかりが甘いので、我慢できず、ポリエステルストリングを張ったツアー100を再度使いました。ラケットの使い方を調整したおかげで、最初に激痛があったポリエステルストリングを張ったツアー100でも、練習終了までの3時間使って、問題ありませんでした。

練習中に、手首が痛くならないのは、練習前に飲んだロキソニンSが効いていると思っていました。ところが、サークル練習後に力仕事をしたら、再度激痛が走ったので、調整したスイングのおかげで痛みがなくなっていたと思います。

手首が痛くなる原因は、以前ブログで紹介したリストラグポジションだと考えます。手首が痛くならないスイングは、リストラグポジションのように、極端に手首を伸ばさないようにすることです。

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痛みの有無の確認のため、手作り室内練習器具で、手首が痛くならないスイングを夕食後にやってみました。極端な手首の使い方をしないので、ラケットがテイクバックからボールに最短距離で当たります。結果的にミスショットが減り、プラスチックボールにパワーが伝わるようになりました。手首が痛くないのと、キチンとコンタクトできるので、面白くなって、結局、小一時間練習してしまいました。

 

次の動画は、ハレプ選手とフェデラー選手のスイングの比較ですが、ハレプ選手は手首が痛くならないスイングをしており、フェデラー選手は極端に手首を使うリストラグポジションするスイングをしています。編集元の動画では、リストラグポジションと言う言葉を使いませんが、プロ選手レベルでないと、ラケットを安定してボールに当てることができないと解説しています。

 

ハレプ選手のスイングは、打ち出されたボールが次の動画の弾道になります。この弾道にならないと、ラケットがテイクバックから最短距離でボールに当たっているとは言えません。

 

あとがき

打感が柔らか過ぎるナイロンストリングを張ったツアー100を張り替えに出しました。

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残念ながら、プリンスのハイブリッド製品(海外では販売している)やハイブリッド製品で使われているストリングの単品は、国内では販売されていません。

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そのため、いつものソリンコのハイブリッドの組み合わせ(メインをナイロンマルチ、クロスをポリエステル)で、適正テンション範囲の上限53ポンドでお願いしました。ハイブリッドなので、ツアー100の初の2本張りになります。

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あとがき その2

プリンスと他のメーカーのラケットとの違いは、プリンスのラケットフレームには、一般的なラケットの指標である重量、バランス、長さ、ヘッドの面積に加えて、ラケットをチューナップしているのがわかるように、スイングウエイトとプリンス独自のパワーレベルを追加表示していることです。

パワーレベルの表示は、プリンス独自の指標ですが、人種的な基礎体力の違いがあるので、パワーレベルを基準に、スイングウエイトでラケットフレームの振りやすさを調整していると思います。

ツアー100の国内向けのパワーレベルは855、スイングウエイトは285kg・cm2(フレームのみ)で、US 向けのパワーレベルは850、スイングウエイトは324kg・cm2(ストリング込み)に調整されています。パワーレベルを表示しているおかげで、ラケットのイメージがわかりやすく感じます。