Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

ピュアアエロチームが届きました。

恐らく国内正規品の基準ならはじかれるだろう超微細の気になる部分がありますが、使用には何の問題もないので、並行輸入B品の価格を考えると、得した感があります。テニスウエアハウスは、バボラピュアドライブVSの2本セットでフレーム重量の差を1.9g以内にして販売しているので、届いたラケット(ストリング込みです。)の重さを測定してみました。3gの差がありました。2本を振った感じは変わらないし、自分の感覚では3gの差を感じないので、許容範囲内でした(笑)。

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到着直後の周波数換算のテンション(54ポンドで依頼)は、音源サンプルには1.05mmがまだないですが、低い値になっています。テンションが低く測定されるのは、メインストリング(縦糸)がしっかり張っているのに、クロスストリング(横糸)は指で動かせるテンションで張っているからかもしれません。
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グリップサイズをG3からG2にしたおかげで、ボールコンタクトでの操作性が向上しましたが、素振りや手作り室内練習器具を使った感じは旧モデルとそれほど変わりません。

それなら、2016モデルで良かったのでは、と思われるかもしれませんが、2018モデルのピュアドライブ同様に、作りが丁寧で、塗装の仕上げが秀逸です。プラスチックコーティングしているように見える塗装が視覚に気持ち良く、利き手と反対の手を添えるスロート部分のさわり心地も気持ち良く、ワールドワイドのユーザーが満足できるユニバーサルラケットデザインだと感じます。買って良かったです。

 

2019ピュアアエロチーム、2016ピュアアエロチーム、2018ピュアドライブチームは、カタログデータのフレーム重量はどれも285gです。また、フレームだけのバランスポイントは320mm、ストリングを張った状態のバランスポイントは約330mmとこれも同じです。違うのはスイングウエイトで、順に307、305、316になっています。

自分の持っている6本のラケットの重さを測ってみると、2019ピュアアエロチーム(G2)は297gと300g、2016ピュアアエロチーム(G3)はどちらも302g、2018ピュアドライブチームは304gと305gです。10g未満の差だと、ラケットを持っても重さの違いはわかりませんが、ラケットを振ると、2種類のピュアアエロチームと比べて、スイングウエイトが10違うので、2018ピュアドライブチームが重いのがわかります。ピュアアエロチーム同士の比較だと、スイングウエイトは2019モデルが2高いですが、細いストリングで重さが軽くグリップサイズG2で振りやすくなっているせいなのか、2016モデルより少し軽く感じますが、許容範囲でしょう。同じラケット同士は、同じストリングを同じテンションで同じ時に張り替えているので、重さが同じでも違っても感覚は変わりませんので、同じフレーム重量で複数比較してみると、並行輸入B品でもラケットとしての性能は概ね担保されていると感じます。

 

実践で使うのは週末ですが、ボールを地面に突いた感じは、ソリンコハイパーG1.05mmの極細ストリングを張っているので、2016モデルに張ったソリンコツアーバイト1.10mmmより格段に柔らかく感じるので、使うのが待ち遠しいです。