手作り室内練習器具を使った練習は、ボールの高さを調整することができるので、ある程度練習すれば、自分のストライクゾーンで打つことができるようになります。
ストライクゾーンで打つメリットは、シンセティックストリングを張っても、ストリングが切れ難くなることです。テニススクールレッスン参加者の中には、練習量が多くても、安定した玉出しボールを打つ練習が少なくて、ストライクゾーンで確実に打てないため、ストリングを直ぐに切る人を良く見かけます。
それはさて置き、せっかくストライクゾーンでボールを捉えることが上手になっても、パワーが足りないと思うようになって、自己練習で色々試してみた動作があります。その中で一番効果があったのが膝を使って打つ方法でした。膝を曲げた状態から、ボールコンタクトのタイミングで膝を伸ばして打ってみたら、良い感じだったので、同様の内容がないか、「knee tennis」でGoogle検索したら、次のYouTube動画がヒットしました。
中身を観ると、残念ながら、私がやってみた極端な膝の曲げ伸ばしをNGとした上で、正しい動作を解説しています(笑)。正しい動作は、観るだけでは、全く効果を想像できませんが、手作り室内練習器具を使ってやってみると、物凄く効果のある膝の使い方なのがわかります。。
この動作をすれば、インスタントにボールが打ちやすくなります。自己練習で考えた、腕だけを使わず、膝を使うところまでは、改善方法に近づきましたが、予想ができなかった膝の使い方でした。
今回のテニススクール練習には、この動作の事前習得は間に合いませんでしたが、家に帰ってやってみると、かなり良いです。フォアハンドだけでなく、バックハンドも強く当たるようになったので、編集した動画と参考にしたサイトをアップしておきます。
編集動画
Instagram post by @regnirt_sorp • May 9, 2020 at 11:35am UTC
参考にしたサイト
あとがき
今回のテニススクールレッスンの後に、昨年の秋の都道府県ジュニアの小学生の部で3位になった小学5年生とシングルスマッチをしました。スクールでは、小学生のかませ犬や当て馬として、十分役に立つと思われています。今回は、暇にしているジュニアがいたので、コーチからお呼びがかかりました。
本当に久しぶりのシングルスマッチでした。思い出してみると、最後にシングルスマッチをしたのは、昨年9月に表彰状をもらった公式戦で、その後は全てダブルスマッチでした。
前述した動作と後述のコーチの話を事前に知っていたらもっと良い結果になったと思うと、少し残念です。
試合は、左右に振ったり、厳しいコースに打ったりして、こちから先に仕掛けたので、ゲームポイントを先行することが多かったのですが、ラリーを常に深いところに返され、こちらのミスからゲームを落として追いつかれ、ノーアドのポイントでゲームを落とす展開で、結果は3–8でした。練習量、実践経験の差が結果に出た感じでしたが、負ける相手の低年齢化が進んでいます。
試合後にコーチから話を聞くと、左右や早いボールの対応力はあるが、まだ身体が小さいので、前後の対応はもっと練習が必要と言われました。試合前に教えてくれ〜、と思いました。
あとがき その2
使ったラケットは、国内正規品 2017ピュアストライクです。買ってから初めてコートで使いましたが、打感、ボールの質とも文句なしで、本当に良くて、買って良かった国内正規品 2017ピュアストライクです。
56ポンドで張り替え1週間後のテンション(3時間使用)