Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

本物のラケットを握ることの二面性

プロのストリンガーさんのガット張りは競技テニスを志す若者や一生の趣味として選んだ方なら一回は握るべきだと思います。

正しいスイングができる人が使えば、たちまち魔法のラケットになります。費用のことが気になると思いますが、ATPツアーのトップ選手のように、ストリンガーをツアー中に同伴させる訳ではないでしょうから、それ程高い値段ではないと思います。

ただし、本物は怖いですよ。だって上手く打てない(プロ選手のように)のを絶対にラケットのせいにできないから。初めて使って上手く打てない人の多くは、異口同音に必ずといって自分には合わないと言います。今使っているラケットの方が慣れているので使いやすい、と。自分もそんなことを最初のブログで書いてます(笑)が、少し違います。ラケットが変わって打てない人、本物を握ってそのことがオカシイと自覚できない人は、重い重い不治の病にがかっています。

ほとんどの人は、本物を使えないことが不治の病を治すチャンスだと気がつきません。結果、使えなかった自分を誤魔化しながら、カッコ悪いテニスを同じようにカッコ悪い仲間達とやり続けることになります。