ビッグサーバーと呼ばれるプロテニス選手の多くは、身長が2mぐらいあります。当然、腕も長いので、打点からサービスラインを結んだ線がネットにかからないので、理論的には打ち下ろすだけで、サーブが入ります。平均的に背が高くない日本人が、打点を上げるためにサーブでジャンプする(高く飛ぶ)と言う国内での指導になっているかもしれません。
ところが、真上ではなく前方向(斜め5〜30度)に飛ぶ指導を受けていなければ、よほど肩が強くないと、きっとサーブは良くならないでしょう。何故なら、真上にジャンプして打点を高くしても、発射スピードが得られなければビッグサーブにならないからです。ジャンプの方向を水平方向に向ければ、肩の力が弱くても、ジャンプで移動する分の力が加わるので、発射スピードが上がります。そうすれば、理論上の打点の高さでなくても、ボールスピードが上がる分が重力に抗い、ビッグサーブに近づくと思います。
写真の大坂選手のサーブの着地地点は、ベースラインの内側約30cmになっています。まあ、男子、女子のほとんどのプロ選手がこの方法を採用していると思いますが、大坂選手は、身長180cm超と体格にも恵まれているうえに、フィジカルトレーニングで力も強くなっているので、今の女子選手の中ではずば抜けています。
サーブで前に飛ぶメリットは、上記ですが、練習方法のヒントが、私のテニスバイブルのベン・ウォルフさんのサイトにありましたので、編集しました。
Power From The Ground Up: Using Your Legs For Serving - YouTube
Instagram post by @regnirt_sorp • Mar 8, 2019 at 11:39am UTC
同じベン・ウォルフさんのチャンネルに柔軟にラケットを振るサービスモーションのヒントがありましたので、こちらも編集しました。この動きを真似ると、サーブが良くなりますが、見た目もカッコ良くなります。
Effortless Racquet Head Speed On Serve - YouTube
Instagram post by @regnirt_sorp • Mar 9, 2019 at 12:15pm UTC
自分の家で、前に飛ぶ練習を毎日100回ぐらいやっています。また、毎日のルーチン練習としては、椅子に座って、ボールを使ったサービス練習もやっています。この感じで、テニススクールレッスンの試合形式練習で打ってみると、ボールスピードが見違えるほど上がりました。これまで、ラケットを振るのに力を入れてもこんな感じになりませんでした。電動アシスト自転車のように、パワーアシスト感があり、ラケットは随分軽く振れます。今回フラットサーブだけやってみましたが、スライスサーブやスピンサーブでも、実際のコートを使って、次回は練習しようと思います。
あとがき
これまで使っていたボウブランドのオーバーグリップテープではこんなことは一度もありませんでしたが、プロツアーグリップは、2週間で伸びて、リプレイスメントグリップがむき出しになりました。もう買わないと思います。
巻き替えは、余っていたボウブランドと余っていたトーナグリップ(ドライタイプ)にしました。ボウブランド注文しました(笑)。
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