Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

スピンをかけるならポリエステルストリング

ポリエステルストリングのスピンがかかるメカニズムの解説が次のウエブサイトにありましたので、打ち方についてのヒントをまとめてみました。

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スパゲッティストリングをクリックすると次の図が見つかります。

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スピンは、飛んでくるボールの回転で押し下げられたストリングのスナップバックとラケットの移動(垂直方向と左方向のベクトル方向)により起こります。一連の機序はボールとストリング面が接触する1000分の2〜4秒の間に行われます。せっかくポリエステルストリングを張っても、普通のスイングでスピンがかからない理由がここにあります。無理矢理擦り上げるスイングではスイートスポットに当たらないので、ボールが全く飛ばないと思います。コンタクトでスイートスポットに当てないスイングでは、強度が高く弾性の低いポリエステルストリングの衝撃(振動)は干渉されず、ダイレクトに腕に伝わります。多くの愛好家はポリエステルストリングを張るだけでスピンがかかるという認識で使った結果、テニスエルボーになり、二度とポリエステルを使わない事例は少なくないと思います。

 

図の説明に戻ります。図でスピンとパワーの出し方が同じ機序なのがわかります。つまり、強いボールが打てなければ、スピンはかかりません。当然、強いボールはボールをラケットのスイートスポットに当てなければ打てません。スイートスポットは、パワーがもっとも伝わる部分であると同時に振動が干渉されてゼロになる場所なので、野球の木製バットで野球の硬式ボールを打ったときのように、理論的にはポリエステルストリングでも硬く感じないはずです。スナップバックするポリエステルストリングで効果的にスピンをかけるためのヒントを以下書いておきます。

 

○ラケットのスイートスポットに当てる

まず自分のスイングのコンタクトポイントを知り、常にその体勢で打つことを練習するしかありません。この練習が実践で上手くいけば、理論上振動止めはいらなくなります。私のラケットはソリンコツアーバイトを張っていますが、振動止めを使わなくても全く問題ないです。

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○コンタクトでスナップバックを発生させる

自分のコンタクトポイントで打てるようになれば、次はスピンをかける方法ですが、動画のように手首を脱力してラケットを鞭のように使います。これがコンタクトでストリングをスナップバックさせるラケットの使い方です。

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ポリエステルストリングを張って上記の方法で打撃すれば、パワーのあるスピンボールが打てるようになります。コンタクトは一瞬なので、イメージは擦り上げるスイングではなく、フィールテニスが提唱する「コンプレスアンドロール」です。

 

○一連のスイングの見本

一連のスイングは次のようになります。フェデラー選手のラケットの使い方は難しいので、ハレプ選手のようにテイクバックでラケット面を地面に向けないスイングが真似し易く、再現性が高くなります。擦り上げないスイングの参考になります。

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補足

ポリエステルストリングでできると、ナチュラルガットにもこの方法は応用できます。ナチュラルガットは柔らかいので、この方法はポリエステル以上のスピンを効果的にかけることができました。ただし、ノッチングが出てしまったナチュラルガットだと、フラットボールを打ったときは柔らか過ぎの感じがしました。