2022モデルの発売が3月だったので、初めて使うスピードMPに慣れるため、2月に2020モデルを買いました。
その2020モデルは、シーズンオフ練習から使い始めましたが、シーズンの公式戦の結果もそれなり(悪天候の使用)で、使いやすいラケットだと思いました。
2022モデルは、テニスウエアハウスのプレーテスターの評価点数で、2020モデルとの違いがほとんどなかった(総合点数で+1ポイント)ので買いましたが、2022モデルは2020モデルとは明らかに違いました。
2022モデルはトップライトのスペックですが、細いストリングをチョイスしたのもあり、ラケット重量は重いのに振りやすくなっています。
写真の2022モデル(ソリンコツアーバイト1.15mm)の総重量は323gと324gで、2020モデル(ソリンコツアーバイト1.20mm)の総重量は317gと317gです。
ブログの最後に、新旧モデルのテニスウエアハウスのプレーテスターの項目ごとの評価点数を掲載しています。
冒頭に書いたとおり、2022モデルのプレーテスターの総合評価は、2020モデルと比較して点数は+1ポイント良くなっています。
評価が良くなったのは3項目でした。グランドストロークで+2ポイント、サーブと操作性で+1ポイント上がっています。
評価が下がったのは5項目でした。リターン、パワー、コントロール、安定性、タッチ/フィールがそれぞれ−1ポイント下がっています。
評価が同じ項目は、ボレー、気持ち良さ、トップスピン、スライスです。
評価項目の点数に変動のあったポイントを合計すると−1ポイントで、総合評価点数と項目点数の変動の計算が合っていません。
それでも、新旧モデルを使い比べてみると、良くなった項目は実感できるし、相対的には良くなっているので、プレーテスター評価は正しい感じがします。
2022モデルはラケット重量があるのに、振った感じが軽くて、サーブはよくなりましたが、ストロークは使い始めの1週間はボールコンタクトのタイミングが合わず、パワーを出すのとコントロールに苦労しました。
使っていくうちに、グランドストロークでの左右の打ち分けが楽にできるようになり、軽く感じるので、長時間(だいたい5時間)連続でプレーしても疲れ難いのがわかりました。
ラケットが重いのに、軽く感じるので、手打ちのスイングになりやすいです。
対策として、スイングのルーチンを意識して、タイミングを取っています。
ルーチン動作は下図の通りですが、大事なのは、「了」の字の姿勢です。
この姿勢から手首は回さず、移動するようにスイングすると、ラケットが手打ちにならず、ボールに最短距離でコンタクトすることができます。
2022モデルは、使う度に良くなるので、とりあえず、今シーズンは使っていこうと思います。2020モデルは、安定感があるので雨天専用かな(笑)。
参考
2022モデルのスペックとTWHプレーテスターの評価
2020モデルのスペックとTWHプレーテスターの評価