Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

冬は加温して使うと良いです。

 

野外でのサークル練習で、余りにも外気温が低かったので、ニューボールを加温して持っていきました。

サークル練習では、シーズン中でも使い回した飛ばないボールを使っているので仕方がないですが、サークルメンバーは、初めて使った加温ボールの飛びとコンタクトの軽さに感激していました。

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参考にしたのは、通っているテニススクールです。スクールでは、スーパーの買い物カゴをボールカゴにしていますが、冬季は、このボールカゴが4つ入る大型の電気保温器でボールを加温して使っていたのを真似しました。

硬式テニスボールはゴム製ですが、自動車のスタッドレスタイヤのように冬用のボールは作っていません。冬の低温時は、どうしてもゴムが硬くなるので、ボールが飛ばないうえに、ボールコンタクトの感じが硬くなると思います。

 

ボールの温め方

家で準備できる物を使いました。それは、クーラーボックスと湯たんぽです。

 

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どのくらいの時間でボールが温まるかわからなかったので、湯たんぽには沸騰したお湯を入れ、ボールは開封して、練習の1時間前にクーラーボックスに入れました。ボールは湯たんぽに直に載せました。

練習では、ボールの表面温度が大分温かくなっていて、飛び過ぎるくらい良く飛びました。

暫く使っていくと、外気温が低いにもかかわらず、普通の飛びで安定し、ボールコンタクトは夏のように柔らかく感じました。

後で考えると、湯たんぽが100℃と高温なので、ボールが変形する可能性もあり、湯たんぽにはタオルを被せて、ボールを直に湯たんぽに載せない方が良かったかもしれません。

 

適温(20〜30℃)に調整できる保冷温器もあります。

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ヘッドプロを加温する問題点

ヘッドプロは、独特の天然ゴム臭がします。通常のボール使用では、それほど気にならないレベルの匂いですが、ボールを温めることで、匂いが発生し、入れ物にも天然ゴムの匂いがつきます。

国内メーカーのボール(ダンロップブリヂストン、ヨネックス)は、製造している国で天然ゴムの匂いが環境問題となっていることもあり、天然ゴムの臭気低減技術(住友ゴム工業)やメルトンの芳香技術により、温めても匂いが気になりません。

ヘッドプロのボール性能が国内メーカーブランド公認試合球と同程度(個人的な意見です。)なのに、価格を3分の1以下にできる理由の一つだと思います。
ちなみに、ヘッドのボールでも、最高レベルになるATP公認球のヘッドツアーXTは、国内メーカー品のように、匂いが気になりません。

 

あとがき

ラケットは、2本張りのハイブリッドの方が使いやすいので、1本張りのポリエステルストリングのラケット2本を張り替えに出しました。今回は、最初に張ったプリンスのストリングでハイブリッドにする予定です。

 

メインストリング

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クロスストリング(写真は16Gですが、17Gで張り替えます)

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