テクニファイバーTecnifibre X-Oneバイフェーズ1.30mmを58ポンドで張ってもらったピュアストライク3rd Genが返ってきました。
使ってみた感じは、ハイブリッドよりも柔らかく、スイートスポットが広くなった気がします。
トーナパワーキャップを装着して使うと、前に張っていたハイブリッドのように、3rd Genで長時間練習しても肘が痛くなりませんでした。
ボウブランドのオーバーグリップテープを巻いて、トーナパワーキャップを装着した総重量は、何と338gでした。
ストリングをナイロンにしてラケットヘッドを軽くするつもりでしたが、ゲージが16(1.30mm)だと16L(1.25mm)のポリエステルと重さは変わりませんでした。
周波数のテンション測定アプリのサンプル音源を変えて測定しました。58ポンドで依頼しましたが、気温が高いこともあり、張り替え1日後は1割以上テンションが低下しています。
マルチフィラメントのX-Oneバイフェーズは、モノフィラメントのバンキッシュよりもテンションロスは少ないようです。
肘が痛くなる一番の原因は、スイングやラケットの握り方に問題があります。トーナパワーキャップを装着すると、ラケットと手の接点を小指に集めて支点にするスイングを助けてくれます。
ラケットと手の接点が小さくなると、連動している肘や肩の負担が減り、ラケットの可動域が広がるので、肘や肩の痛みの軽減とパフォーマンスの改善が期待できます。
また、ストリングをナチュラルガットや太いナイロンマルチフィラメントにすると、コンタクトで身体への衝撃は少なくなるので、慢性化した痛みを軽くできるメリットがあります。
ストリングの感触はテンションの影響は受けませんが、ラケットの適正テンション範囲の上限で張らないと、せっかくのストリング性能や特性を発揮させることができないと考えています。