Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

ジャパンJPフラッグエディションのピュアストライク3rd Gen

注文していた2本のピュアストライク3rd Genが届きました。ラケットフレームの重さを揃えてもらうことだけお願いしましたが、スペックの全く同じラケットでした。

 

今回購入したロットは、昨年購入したロットよりも重いですが、メーカーの基準の重量範囲305g±7g、バランス範囲320mm±7mmの基準内です(スイングウエイトは非公表)。

メーカーは、この範囲を検査合格として出荷しているので、ラケットはそんな製品だと思うことが、道具を言い訳の理由にしないために大事な気がします。

同一機種のラケットを複数本買う場合に、こだわりのあるお店のスイングウエイトの不安商法を信じるの否定しません。ただ、メーカーが非公表のスイングウエイトをお店の勝手な基準(企業秘密の場合が多いので不明)に合わせて加工したラケットが、メーカーの出荷検査合格範囲を逸脱した重さとバランスになっているのを確認したことがあります。

製造メーカーの意図した既製品ラケットを使うのが嫌でなければ、不安商法で惑わしてくるようなお店で買わずに、重量を合わせてくれる他店で買うのが良い方法です。国内正規品なら、多少値段が高くなりますが、重量をピッタリ合わせてもらえば、間違いはないと思います。

昨年購入したラケットは、並行輸入品ですが、お店に、重量、バランス、スイングウエイトを合わせる無理な注文の仕方をしてしまいました。お店が手間をかけてくれ、色々な在庫から探してくれました。だいたい同じスペックの2本のラケットでしたが、製造ロットが極端に違うラケットで、グリップの握った感じが全く違い、肘も痛めたので、結局使わなくなりました。

今回も並行輸入品ですが、昨年購入の反省から、注文時に重量だけ確実に合わせてもらうようにお願いしました。限定ラケットにしたのは、同じロットで作られた可能性が高く、同スペックになりやすいと推測したからです。

結果は、お店のご厚意もあり、運良く全く同スペックのラケットが届きました。グリップサイズも問題ありません。持った感じが重くなく、肘痛のフラッシュバックもありませんでした。

 

ジャパンJPフラッグエディション(今回購入)

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フレームスペック測定値(並行輸入品)

①②とも重量311g、バランス320mm、スイングウエイト306kg/cm2

 

通常版のピュアストライク3rd Gen(昨年購入)

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フレームスペック測定値(並行輸入品)

①重量303g、バランス326mm、スイングウエイト302kg/cm2

②重量304g、バランス324mm、スイングウエイト301kg/cm2

グリップを握った感じが違い、リプレイスメントグリップを交換しましたが、そもそものラケットグリップ部分の太さが違っているようでした。

 

今回のピュアストライク3rd Genのロットはラケット重量は重いですが、昨年購入した軽いロットのように、ラケットを持ったときに重く感じません。手作り室内練習器具を使ってみると、重量があるので、2017ピュアストライクよりもボールにパワーがあります。

ただ、ピュアストライク3rd Genは、やはり閻魔のラケットです。昨年購入したロットと同じように、練習後に軽く肘の負担感があるので、スイングと肘の状態に注意しながら練習しようと思います。

 

ラケットのテンションは57ポンド、メインストリングはソリンコバンキッシュ1.30mm、クロスストリングは同ツアーバイト1.25mmのいつものハイブリッドで依頼しました。グリップサイズG3にボウブランドのオーバーグリップテープを巻いて、総重量は333gになります。

 

届いたのが張り替え2日後ですが、測定するとこんな感じでした。張ってくれるお店のストリンギングマシンのキャリブレーション調整のやり方もありますが、このお店は、張り替え直後のテンション測定値が低い傾向があります。

1本目

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2本目

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連休中に使うのが楽しみです。

 

あとがき

連休初日は、新しいラケットに慣れるため、手作り室内練習器具で、2時間位練習しました。ステップインするスイングで、フォアハンドとバックハンドで各1,000回以上ヒッティングしましたが、このスイングなら肘は大丈夫そうです。コンタクトでは、10cm程ラケットをターゲット方向に平行移動すると、パキン音が安定して鳴るようになりました。

 

あとがき その2

冷静に考えると、年初にラケットは買わないと宣言したのに、既に6本のラケットを購入してます(笑)。ただ、今年は肘の故障等の対策のため、旧シリーズに戻して、①旧モデルの並行輸入品と国内正規品の比較、②旧モデルに新モデルのグロメット装着したラケットの検証、③スイングフォームの修正、④練習前後のプロテイン摂取、等に取り組んできました。その結果、運良く、肘が元に戻り、シーズン後半から、⑤新モデルに再チャレンジ、しているという流れです。

ジャンルの違うラケットを無計画に試していた昨年よりは前向きな傾向なので、今年のラケット購入は大目に見ています(笑)。