前回のブログで紹介したTIP LAGからRELEASEまでのスイング手順を実践して上手くいかない場合は、ラケットスピードを上げるための動作として、恋するフォーチュンクッキーの次の動作が参考になります。
それは、おにぎりコネコネ動作です。指原ちゃんの写りが悪くてごめんなさい。
TABLE TOPからTIP LAGしてRELEASEするスイング手順
TABLE TOPからTIP LAGで意図的に遅らせたラケットヘッドがRELEASE で手首を追い越すためには、前に向かう腕の力だけではパワーが足りないので、スイングの準備が遅くなった場合や相手のボールスピードが早い場合は、上手くスイートスポットに当てることができないか振り遅れます。
参考にしたサイトのトップスピードテニスでは、フォワードスイングのスピードを補う動作として、次の画像の左側の車のように、左ヘアピンカーブで急ハンドルを切るイメージをアドバイスしています。ところが、どうしても確実な効果を実感できませんでした。
急ハンドルのイメージを実際の動作に結び付けるには、恋するフォーチュンクッキーの振り付けのおにぎりコネコネの垂直方向の動作が分かり易いです。
手作り室内練習器具を使って、急ハンドルの動作のイメージと恋するフォーチュンクッキーのおにぎりコネコネの垂直動作を加えたところ、ラケットスピードが上がり、振り遅れずに、スイートスポットを捉える確率が上がりました。
注意するポイントは、上記のコーチの画像の左側の車と紐のついた人と同じようにイメージすることです。ラケットを持つ手首は柔らかくして、スイングに、おにぎりコネコネの垂直方向の動作を加えます。この動作により、紐のついた人がヘアピンカーブの終わりで、慣性モーメントの影響で、曲がる車を追い越していくように、ラケットがスムーズに手首を追い越すことができます。
RELEASE 画像のように、スイングの終わりでラケット面が地面と平行になれば合格です。
良く考えたら、急ハンドルも垂直動作でしたので、参考サイト記事の理解が足りないだけでした(笑)。
恋するフォーチュンクッキー振り付け動画[LOVE U@あいり]のおにぎりコネコネ動作の編集動画(スローバージョン)
Instagram post by @regnirt_sorp • Apr 11, 2020 at 11:59am UTC
あとがき
2017ピュアストライクは、振ったときの軽さで、サーブが物凄く良くなったのと引き換えに、軽いためにグランドストロークを腕力(かいなちから)で打ってしまい、飛ばなくなる副作用があり、思い出したのが急ハンドルの動作でした。2019ピュアストライクは、サーブとグランドストロークが正反対になりますが、このラケットでのサーブは肘の痛みの原因に間違いないので、後戻りはできなかったところ、おにぎりコネコネ動作に辿り着いて良かったです。
あとがき その2
実は、おにぎりコネコネの垂直動作を加えてラケットを振ると、スイングスピードが上がるので、両手バックハンドストロークが良くなります。両手バックハンドは、右ヘアピンカーブを想定した急ハンドルですが、両手を使うので、急ハンドルをイメージしやすいです。おにぎりコネコネ動作は左右が同じ動作なので簡単に応用できます。試してみる価値ありです。