Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

スイングの終わり

テニスを始めたころに買ったDVDの特典で、Vフットクラブからメールでレッスンの案内が届きます。

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全国各地で開催する出前レッスンには一度も参加したことはないですが、メールに連載の中屋コーチのメッセージ(動作の解説)を参考にして、練習に応用しています。

 

今月の中屋コーチのメッセージは、スイングの終わりについて触れていましたが、場所と場所を知ることのメリットが次のように書かれていました。

 

スイングの終わりの場所

「打球後、ラケットヘッドがネット方向に向く直前くらい、ネット方向に向いたところ」

 

スイングの終わりを知るメリット

「振り終わりの直前にボールに回転を掛けるタイミングがあるので、ボールに効率的に回転を掛けるタイミングがわかるようになる」

 

昔作った練習の参考動画を貼っています。残念ながら、この動画の目的は、ラケットヘッドをネット方向に向けるよう意識するためのもので、ラケットを止める場所がスイングの終わりだとの認識は全くありませんでした。

練習方法は、フォワードスイングからスタートして、スイングの終わりの場所でラケットを止める繰り返しになります。

Instagram post by @regnirt_sorp • May 23, 2015 at 10:58pm UTC

 

スイングの終わりを意識する効果

中屋コーチのメッセージの内容を実感できました。

まず、スイングが楽になりました。

また、手作り室内練習器具での練習では、当たりが良いことを示す打撃音「パキン音」が毎回鳴るようになり、プラスチックボールの回転量の増加で、ボールを吊り下げる紐が毎回絡まるようになりました。

 

あとがき

 

テニススクールレッスンのウォームアップのラリーからスイングの終わりを意識してやってみましたが、今までよりも良いボールが打てるのが実感できました。疲れてきた後半は、力んで振り急いでしまったので、家に帰ってからゆっくり振る練習をしました。

グランドストロークも良かったですが、もっと良くなったのはサーブでした。セカンドサーブは、これまでボールを長く優しく撫でていましたが、短くゴリッとやることで、サービスエリアに確実に入るセカンドサーブを大分強く打てるようになりました。

 

今回の話題とは関係ないですが、今日のテニススクールレッスン後に、練習でできたこと(チャンスボールを確実に決める)を試合形式でも同じシチュエーションなら、できたイメージを思い出して確実に決めるようコーチからアドバイスがありました。

コーチ相手の試合形式練習なので、チャンスボールを決めきれないと、何度も同じボールを打ち返してくれましたが、試合中に何回もあって苦笑したからです。

コーチは、現在も都道府県テニス協会のトップテン内のランカーであり、国体のテニスの総監督の実績もあり、自分のベストショットでもことごとく厳しいところに返球してきます。毎回フォームが読まれている感じがするので、とにかく、落ちついて慌てないよう打っています。毎週、贅沢なレッスンを受けていることに感謝しています。

 

 

参考になったメール内容

 

Vフットクラブからのお知らせメール
【1】中屋コーチからメッセージ

ずっと言ってきてることですが、スイングの3要素について、スイング要素には、「引っ張る」、「振る」、「フォロースルー」があります。

このなかの「振る」について、どの時点が振り終わりと考えたら良いのか。その辺をレッスンでは1つの大きなテーマとして練習しています。

1つ言えることは、当然ですが打球後だろうということ。始まりは打球の直前で、これを背中から振り始めたりするかたちだと大振りということなるわけです。この辺は多くの人は共通に理解されているところだと思います。

問題は、振り終わりです。スイングの終わりと振り終わりを同じに考えている人が多いような気がします。スイングと振りはイコールではありません。スイングの1要素が「振り」なわけです。

打球後、ラケットヘッドは一瞬ネット方向を向いて、肩の横くらいに落ち着くわけですが、この肩の横辺りで「振り」も終わると思っていませんか。

これだと肘を曲げることで振ることになり、肘に大きな負担が掛かるばかりでなく、スイングスピードも上がりません。

ではどこが、振り終わりなのか。打球後、ラケットヘッドがネット方向に向く直前くらいです。まあ、厳密にはそうですが、ネット方向に向いたところと考えてもいいでしょう。

サーブについても解説してみます。さて、「振り」終わりをどこと考えたら良いでしょう。

フォアハンドと同じで、肘を伸ばし切る直前です。これも厳密にはそうですが、サーブの場合は、ラケットヘッドが最頂点に達したところ。その時、手首、肘関節、肩関節、つまり腰から上は一直線になるところと考えて良いでしょう。

「振り」終わりがどこか知ると何が嬉しいのか。ボールに効率的に回転を掛けるタイミングがわかるようになります。つまり。振り終わりの直前にボールに回転を掛けるタイミングがあります。これより前だと無回転の棒球になります。これより後だと肘と手首でこねて回転を掛けることになってしまいます。

基本は、何百回、何千回スイングしても、腕が疲れないことです。そのために振りのタイミングを理解することは大切です。これと併せて前かがみにならず、体幹を維持しながら打つことも意識しながら、練習すると良いと思います。

 

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