Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

テニスプロはつらいよ

プロテニスプレーヤーの関口周一選手の半生?のノンフィクション記録(途中経過)を読みました。読み終えた感想は、どんな世界でも簡単に成功できる魔法はないのと、漫画ベイビーステップが47巻で終わった(終わらせた)理由がわかったような気がしました。

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ベイビーステップとテニスプロはつらいよの内容はよく似ています。主人公がこの先で成功する展開なら、漫画ではありますが、折角積み上げたリアリティが完全なフィクションになってしまうからでしょう。

関口選手には活躍していただき、ランクアップできるようお祈りしています。

関口選手のSNS

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テニスプロはつらいよ 世界を飛び、超格差社会を闘う (光文社新書)

テニスプロはつらいよ 世界を飛び、超格差社会を闘う (光文社新書)

  • 作者:井山 夏生
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2016/08/17
  • メディア: 新書
 

 

はてなブログのテニスのグループでは、お子様がテニスをやっている親御さんやジュニアのコーチのブログが投稿されるので、微笑ましく読むことができます。

現実は、上達してプロプレーヤーになっても、賞金だけで飯が食べていけるのは、200位以内という超厳しい世界のようです。お子様がテニスを続ける過程で、そもそものスタートラインから、親御さんの年収とお子様の才能が不公平に与えられているという現実を突きつけられます。テニスプロはつらいよを読むと、平均的なサラリーマン年収以下の家庭なら、国内プロテニスプレーヤーの人数(男女合わせて約150名)を考えると、確率的にプロになることすらできません。短期的なお子様の勝ち負けだけにこだわらずに、ジュニア期間から高校生までの成長を楽しむぐらいで丁度良いかもしれません。万が一、国内のジュニアチャンピオンになったりしたら、私立の医学部に通わせるぐらい費用がかかります。学資が用意できて、頭が普通なら、死ぬほど努力すれば医師免許は取れます。お医者さんになるのは、テニスプロで成功する確率よりも高く、かかった費用以上のリターンが得られます。職業に就くための費用対効果を考えれば、テニスプロでの成功は、生命保険をかけて早死にしたり、宝くじの最高額当選の確率並みです。

プロテニスプレーヤーにならない前提で取り組むなら、テニスほど魅力的な生涯スポーツはありません。それが私がテニスを続けている理由だと思います。

 

あとがき

今履いているオムニテレインを更新(1年履きました)しようと思いましたが、サイズ在庫がなく、値段も高いので、ディアドラを買いました。

 

ディアドラの新商品がほぼ半額で買えるサイトで、次のモデルを注文しました。履いてみると、5年以上前に買ったモデルと同じソールパターンはそのままに、履き心地が素晴らしく改善されていたのに驚きました。

 

こちらも安く買えるサイトがありましたが、黒は履いたことがないので、上のシューズにしました。

 

メーカーによってアマゾンは安いです。

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