今月から通うテニススクールのレッスン初日に使いましたが、前モデルに比べて、更に使いやすく、強いボールが打てるラケットです。
フレームだけのスイングウエイトは、301k g・cm2、302k g・cm2でした。これまで購入したラケットで初めて300を超えています。ストリングとオーバーグリップテープを同じにしており、ラケットの総重量は旧モデルと変わらないので、使いやすい理由は、スイングウエイト数値かもしれません(笑)。
テンション54ポンドで張り上げ1日後
レッスン後(張り上げ5日後)
毎年シーズンオフは同じテニススクールでレッスンを受けています。今年は、職場のテニスサークルに参加したので、シーズン中のレッスンは数回しか受けていませんが、レッスンを受ける度にいつも感じるのは、レッスンをすると技術が改善されるのと、試合中心のサークル練習だけでは上達限界があることです。
今日のレッスンで、都道府県テニス協会現役トップランカーの信頼のおけるコーチから、横着して腕を伸ばして遠くのボールを打たずに、自分の足で動き、もっとボールに近づいて打つようアドバイスを受けました。
たまたま、前日にDVD購入のおまけで送られてきたメルマガを読んで、気になったドアスイング改善の練習をしていた矢先に解決のアドバイスをもらったのに驚きました。
野球のバットスイングのドアスイング改善方法の情報サイトも貼り付けていますが、メルマガや情報サイトの改善方法の説明よりも、スクールのコーチから実際の動作を見てもらってのアドバイスは、シンプルで的を射た回答でした。
勝者のフットワーク塾のレッスン|テニススクールとテニス上達DVDの勝者のフットワーク塾
Vフットクラブから不定期に来るメールマガジンのメッセージです。
【1】中屋コーチからメッセージ
しっかり振り切ることは、大事なことです。でもなかなか出来ないことです。と言うのは、振り切った結果大きくアウトしてしまうかも知れない、という不安に襲われるからです。
ボールに回転がかからず棒球になってすっ飛んでいかないようにするためには、どんなことに注意をすれば良いのでしょう。
まず、ここでスイングの構造を整理してみたいと思います。大きく分けてバックスイングとフォワードスイングに分けられ、更にフォワードスイングの要素は3つになります。「引っ張る」、「振る」、「フォロースルー」。
1、「引っ張る」: グリップを打点まで引っ張る
2、「振る」: 打点直前で手首を上向きから下向きにして振る
3、「フォロースルー」: 打球後に球筋を安定させるために目標に向けてフォロースルーする。
次に「振る」について更に分析してみます。さて、この「振る」という動作ですが、振り始めと振り終わりについて、そのタイミングの認識が非常に重要です。振り始めはいつか。打球の直前です。
つまり、グリップを打球近くに引っ張って、そこで振り始めます。念のため確認ですが、そこまでは振ってはいけません。なぜなら、それより前だと2度振りかドアスイングになり、パワーロスになるからです。
そして、次に振り終わりのタイミングです。振り終わりはどこか。ネット方向にラケットヘッドが向いたところです。ここを勘違いしてる人が多いです。肩の横とか、肩の上とかで振り終わりだと思っている人が多いです。
肩ところにラケットが来た時は、振り終わりではなく、スイングの終わりです。ということは、ラケットヘッドがネット方向に向いた後は、フォロースルーになり、ここはほぼラケットの重さでラケットが動いてスイングが終わります。このフォロースルーでスピンを掛けようとしている人も多いです。テニスエルボーになる人はほぼこれです。
スピン、つまりボールに回転をかけるタイミングは、振るという動作のタイミングになります。更に言うと、振り終わりの直前で、スイングがトップスピードに到達する瞬間です。
よくワイパースイングといいますが、ワイパースイングの前半でスピンをかけるなら良いでしょう。ワイパースイングの後半ではありません。大きな負担が肘にかかってしまいます。
振り切って棒球になってしまう人は、「振る」タイミングで打球してないということなのです。タイミングが早い場合が多いです。打球してラケットからボールが離れた後にスピンをかける動作があるので、フラットですっ飛んでいってしまうということです。
では、どうすればいいか。棒球の原因は、打点が早い、食い込まれているということですが、前で打とうしてもダメです。体幹が傾いて泳ぐだけです。ポイントは、打球と体幹との距離を安定して取ることです。具体的には、体幹を真っ直ぐ立て、頭の位置を打球から離してみて下さい。
体幹が真っ直ぐ立ってる目安は、骨盤です。骨盤が前に傾いてしまわないことです。ここがポイントです。
もう1つ。スイングを前足で作らないこと。スイングの主人公は後ろ足と覚えて下さい。前足でスイングしている人は骨盤を立てようとすると背骨が窮屈になり痛みを感じるはずです。
今回は、しっかり振り切るためのスイングの解説をしました。振れば振るほど入るスイングを目指しましょう。
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