Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

家にある精神と時の部屋

年齢が高いとご存知の方も多いと思いますが、精神と時の部屋は、ドラゴンボールに登場する修行部屋のことです。

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今シーズン、テニスサークルの練習は、週一で参加しましたが、1コートの密度が4人を超えると、1回2時間の練習で打つことができる回数は、フォアハンド、バックハンド、ボレー、サーブを全部合わせても200回程度でした。年間50回参加しても、合計10,000回であり、これだけしか練習しないなら、上手くなる前に寿命が尽きてしまうので、大人数のときは楽しくありません。対人練習以外で、楽にたくさん練習する目的で試作したのが、手作り室内練習器具です。四畳半のスペースがあれば、その場所を精神と時の部屋にすることができます。

手作り室内練習器具を使い始めてから1年以上経っていますが、打撃回数を数えたことなかったので、3分間でどれだけ打撃しているか、一通り行う練習①〜④でカウントしてみました。

①フォアハンド 打面表裏(グリップチェンジしながら2回ずつ)で、フラット→スピン→スライスの順だと、60回でした。

②バックハンド ①と同じく60回でした。

③壁打ちボレーボレー(グリーンボール使用していますが打ち方がわかってからほとんどミスしなくなったので) フォア・バック交互だと、230回でした。

④サーブ スライス→フラット→スピンの順で打ち方を変えながらだと、50回でした。

①〜④の合計は、12分間で500回になりました。毎日30分から1時間は練習するので、1回の練習で、1250〜2500回は打撃をしていることになります。毎日やれば(笑)、計算上1週間で、週一練習の1年分の打撃ができることになります。正に精神と時の部屋です(自画自賛)。

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フォアハンドは、画像の赤丸の部分を打撃します。

 

動きながら正確な打撃を行うためには、視覚とフットワークのコーディネートを身につける必要があります。良く知られている練習は、スペイン式ドリルのように、ボールやコーンといった目標物を回りながら、ボールを打撃する体力的に負荷をかける辛い反復練習になります。

Instagram post by @regnirt_sorp • Jun 11, 2019 at 7:36pm UTC

 

手作り室内練習器具のメリットは、スペイン式ドリルとは違い、ボールを自分のタイミングで打つことができ、疲れるフットワークもゆっくり自分のペースで回り、練習を極端に緩くできることです。ゆるい練習ですが、回数を稼げるので、1年以上やったら、フェイスサイズの小さいラケットにポリエステルストリングを張ったピュアストライクを使うことができるようになりました。そのピュアストライクのインプレですが、硬式ボールの打感を柔らかく感じます。また、ボールもよく飛び、回転もよく掛かります。プラスチックボールを使い、とにかく正しく打つ(当てる)ようにすれば、硬式ボールを使った練習で、腕や肘が痛くなったりしないのがわかります。

 

手作り室内練習器具は、ゆっくり優しくリキまず当てるようにしています。何万回も打撃すれば、柔らかなプラスチックボールでも割れます。ボールが割れると、ラケットのスイートスポットに当たったときに鳴るパキンという音がしなくなるので交換のタイミングになります。回数を打てば、大抵は割れますが、ある程度打って割れなかったプラスチックボールはなめし皮のように滑らかな柔らかさで、新品のプラスチックボールのように弾き過ぎないため、サーブ練習で使っています。

 

あとがき

Nitto ATP ファイナルズ決勝戦は、格闘技のようなラリーの打ち合いは素晴らしかったです。結果的に、アンフォーストエラーが少ないチチパス選手が勝ちました。どちらも厳しい所に打っていたのに、ラリーが続く展開は若い力を感じました。応援していたティーム選手が優勝していたら、2019ピュアストライクを勢いで、ポチッとしたと思います。ティーム選手が負けて、モチベーションが下がったので当分買わないでしょう(笑)。