Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

ソリンコ・ハイパーG1.15mm

ピュアアエロ2本購入したときに、無料ストリングの工賃無料サービスでしたが、有料ストリングでソリンコ・ハイパーG1.15mmを購入しました。テンションは、56ポンドでお願いしましたが、ラケット張り替え直後の周波数換算測定値ではどちらも44ポンドでした。テンション測定アプリのサンプル音源に1.15mmがなかったのと、ピュアアエロは、これまで使ってきたラケットで一番相性が良かったのもあり、そのまま使っていました。2回目の使用で、ポリエステルストリングなのによれていました。ストリングをもう1本のラケットのフレームで叩いて鳴らしてみると、音の高さが全然違うのが気になって、同じストリングで張り替ました。

 

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別のお店で、テンションは同じ56ポンドですが、クロスストリングはお任せにしました。張り替え直後の周波数換算測定値は、48ポンドでした。ボールを突いた感じは、前回と違い、スイートスポットが広がった感じで、打感がさらに柔らかでした。

張り替えてから5日後が初打ちになりました。サークル練習とスクールレッスンで計6時間使ってみました。打感は前回と変わらず、柔らかく感じたので、張り替えなくても良かったかなとも思いましたが、ストリングはよれなくなり、ストリングを鳴らすと、音の高さは同じで、よりテンションが維持されているので満足です。ストリングは、フレームとの相性もあるので、同じストリングなら張り方で打感は変わらないかもしれませんね。

それでも、ラケットをピュアアエロにして、サービスが初めてコートのバックネットに直接当たるようになりました。高さは30cm(笑)なので、同じ頃にテニスを始めた一回り歳の若い友達が、隣で1.8mぐらいの高さに当たるのと比較すれば、全く自慢になりませんが、サービスの到達目標の1つがコートのバックネットに直接当てることだったので、ラケットの性能に助けられて、やっと到達できました。

昔(4〜5年前にブログを始めた頃)だと、ポリエステルストリングは、ストリンギングの技術の違いで、使い勝手が良くなったり悪くなったりと、明確な違いがあった記憶があります。最近は、大手メーカー(ヨネックス、ウイルソン、バボラ)は、最新モデルのラケットフレームが進化しているのか、手順通りに張れば、世界中のたくさんのプレーヤーから高い評価されているポリエステルストリングなら、誰が張ってもよいラケットの状態になってきていることをラケットの買い替えの度に感じます。

それでも、ストリングの選択やストリンギング技術の差により、見た目の良し悪しや緩み難さには差が出ますが、それでも、今のラケットなら性能が担保されています。

メーカーは、24時間販売可能なネット通販や大規模量販店に進出してもらった方が、価格が維持でき、販売実績は伸びると考え、テコ入れしても効率が悪く(不当廉売の安売りや不安商法じゃないと売れない、ストリンギングが下手等)、手間がかかり、販売の伸びが見込めない小さな小売店をとことん無視するのが、ラケットデザインや販促のトレンドになったのでしょうかね。

部活動や練習量が多いため、自前で電子制御のストリングマシンを持っている団体や個人は少なくないでしょうが、前述の大手メーカーのニューモデルなら、素人ストリンギングでも、昔に比べて、メーカーが意図した性能が出ている確率が高いので売れていると思います。腕自慢のプロストリンガーでも、昔のようなはっきり他との差異化ができないラケットやストリングが発売される時代が到来しつつあります。

週一ペースで練習する私の場合、電子制御ストリングマシン購入は、約10年分の張り替え代金の前払いになるので、メーカーの思惑通り、モデルチェンジの度にラケットを更新することにします(笑)。

 

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