Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

スイングウエイトの罠という不安商法

あるプロストリンガーさんは、品位がなく、他店が売るテニス商品は全てニセ物と断言し、自分のお店と同じ物が売られていれば、安売りしたり、使い方が違うと言ったり、本当に良い物でも自分のお店が売らないと気が済まず、上市されている商品を誹謗し、不安商法を展開してメーカープロダクトのブランド価値を落とします。泥を塗ったメーカーブランドも、自分のお店が売れば正しいという論理をメーカーは納得しないと思いますが、昔、HEADさんに直接メールして聞いたところ、お客が主体性を持ってお店を選べば良い(問題ない)と回答があり、このメーカーは小売店の販売手法についてはいちいち関知しないスタンスでした。ということで、小売店の言ったもん勝ちで、それが真実でもフェイクでも不安商法でさえ、メーカーは肯定も否定もしないので、信じる信じないはお客の判断に委ねられているという現実があります。

なので、このプロストリンガーさんは、スイングウエイト測定装置を備えた年末から、思いついたようにスイングウエイトについて、お客を不安にさせるPRで、スイングウエイトを測定をさせる罠(不安商法)を仕掛けています。なぜか、ヨネックスラケットは正規の取扱店でもないのに、親御さんにお子さんのラケットのスイングウエイトのうん蓄に加えて、使っていた廉価オーバーグリップテープを巻けばダメラケットになると、メーカーブランドを平気で傷つけてきます。

スイングウエイトやラケットパフォーマンスに関して、アメリカやヨーロッパで展開するテニスウエアハウスのサイトのラケットカタログ(スイングウエイトの測定値が表示)やTW大学(スイングウエイトととラケットパフォーマンスの相関グラフ)が参考になります。メーカーを選ぶとプロダクトラインのスイングウエイトとラケットパフォーマンスの相関データを見ることができます。自分の使っているラケットが使い心地が良かったり、悪かったりする理由がわかる場合があります。使い心地の悪い原因がスイングウエイトであれば、バランス調整よりも、ラケットを買い替えた方が、パフォーマンスは向上します。

TWU Racquet Analyzer Tool

 

プロストリンガーさんは、お客の使っているラケットのスイングウエイトを測定して、そのデータに見合うようなラケットバランスに調整する不安商法を始めています。これは、中古や新古の自称名品ラケットの販売と併せて、シーズンオフの大切なシノギになっています。

スイングウエイト不安商法の手段は、先ずはお客に自分のラケットのスイングウエイトを知る必要があると訳のわからない警鐘を鳴らします。心配になったお客は、お店の警鐘に反応して、スイングウエイトを測定しに来店します。スイングウエイトを測定されてしまうとお店の言われるままに、おススメガットへの張り替え、グロメットの交換、リプレイスメントグリップ交換(お得な大量パックのオーバーグリップテープ購入)等の一連のラケットバランス調整の税別1.5万円コース(交換消耗品価格により変動)を押し売りされます(笑)。まあ、商売なんで仕方ないですが、不安商法を知らない人をターゲットにした過剰で無駄なサービス内容です。

TW大学のサイトを見ると、バボラの販売している全ラケットのパフォーマンスは、スイングウエイトと相関関係にあるようで、現行モデルのラケットの位置付けを知ることができます。メーカーのプロダクトラインが一定の条件に基づいて生産していることを示す客観的データなので、このプロストリンガーさんのように敢えてその値に調整する商売を考える人がいる一方、その値に調整したラケットが自分に合うかどうかは別問題です。自分のプレースタイルに合うラケットを正しく選ぶには、たまたま持っているラケットをプロストリンガーさんのセールストークを鵜呑みにして、自分に合わないラケットをお金をかけて調整したり、買わされた新古や中古の名品ラケット(上手な人しか使いこなせないラケット)にたくさんの時間をかけて、身体に合わせていく方法は適切ではない場合があります。

おススメは、好きなメーカーの最新プロダクトラインの中から、無理なくスイングできる重さのフレームを自分のプレースタイルを基準に選んだシリーズと別のシリーズとを合わせ、複数のラケットを選んで、相対的に使い勝手が優れた方を選ぶのが良いと思います。スイングバランスが違うと、同じ重さのラケットでも使い心地が異なるので、最後は自分の好みとプレースタイルで選ぶことになりますが、身体に合わないラケットを調整して使えば、未来永劫調整しないといけなくなりますが、その作業は自分でできないので時間とお金の無駄です。

どんなに練習しても、自分の体力や打ちたいボールは、自分にしかわかりませんし、使っているラケットが自分の思いと違うこともあります。一般論として、ラケットは使いこなせる最大の重さを選ぶと言われていますが、年齢、基礎体力、時間の制約等で練習量が少ない人の場合は、全力の7〜8割のパワーで使いこなせるラケットを選べば間違いが少ないです。人間は、色々見栄を張りますが、練習していないのに使い難い重いラケットに無理にこだわる必要はありません。ラケット選びは、勝敗に直接つながります。全力を使わないと良いボールが打てないようなラケットでは、相手や自分の体調が変動する試合において、ラケットで一杯一杯になり、勝てないと思います。また、身体に合わないラケットを身体に合うように調整したラケットが、最良のパフォーマンスを発揮したり、試合に勝つ保証にはなりません。

 

バボラの全プロダクトラインから、フレームの重さで選んだ、ピュアドライブチームとピュアアエロチームを使ってきましたが、次のラケット分析ツールを見ると、ピュアドライブチームがプロダクトラインのどこにあるか認識できます。使ってみて、今の自分の体力には、ピュアドライブチームが合っているので、他のメーカーラケットに興味があれば、同じような使い心地のラケットを選ぶ基準になります。

 

【参考】ラケットパフォーマンス分析ツールの結果(スイングウエイトとラケットパフォーマンスとの相関(ピュアドライブチームとピュアアエロチームのバボラのプロダクトラインでの位置付け))

1 パワー(プロダクトラインの平均以下)

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2 パワーゾーン(プロダクトラインの平均以下)
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3 スイングスピード(プロダクトラインの平均以上)
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4 スピン(プロダクトラインの平均以上)
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5 打感の軽さ(プロダクトラインの平均以下)
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6 ショットスピード(プロダクトラインの平均)※この項目は、どんなラケットでもスピードが出せるのか、スイングウエイトと相関していません。
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7 打ち出し角度(プロダクトラインの平均以上)
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8 ショットの距離(プロダクトラインの平均以上)
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9 ショットの滞空時間(プロダクトラインの平均以上)
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