Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

今年の最終マッチ

前回の引き分けで終わるはずでしたが、いつもの練習相手との決着をつけるため、今年最後のマッチ練習しました。結果は、6-4、1-1(時間切れ)で、年間の勝敗は、1勝増えて、14勝8敗2引分けとなりました。先週からずっと風邪気味ですが、ミスショットのことを忘れてしまえば、今年の集大成と言って良い程、調子がよかったです。よく考えてみると、テニスを始めてから昨年まで1セットのマッチを年間10回以上したことはなかったので、マッチで勝ったことは数回しかありませんでした。今年は、毎週のようにマッチ練習をしたので、フィジカルとメンタルの両方が鍛えられ、マッチで緊張したり弱気にならないようになり、大きな収穫のあった年でした。

今回のマッチ練習のラケットは、ソリンコツアーバイト1.10mmを張った2017ピュアアエロチームではなく、2018ピュアドライブチームでした。

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2018ピュアドライブチームのストリングは、ソリンコハイパーG1.10mmです。

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テンションはこの値より大分高い(プラス8ポンドくらい)と思います。

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ボールは、ヘッドプロを使いました。屋内の人工芝コートですが、年末寒波で気温は1ケタ台でした。12月は、ブリジストンXT8、ダンロップフォート、ヘッドプロの順で使ってきました。最終マッチで使ったヘッドプロは気温が低い中でも良く飛び、ボールのコシが2時間は持続しました。コシが持続するおかげで、ボールのスピードやパワーが練習後半になっても変わらないので、打ち方を調整しなくて良いボールです。

HEAD(ヘッド) テニス 硬式ボール HEAD PRO 4球入り缶 571074

HEAD(ヘッド) テニス 硬式ボール HEAD PRO 4球入り缶 571074

 

 

フォアハンドは、テイクバックでラケット面を伏せずに当てるテニスウエアハウスの女性テスターのような感じで打っているので、弾道やボールスピードは、下の編集した動画のような感じになります。

Instagram post by @regnirt_sorp • Dec 27, 2018 at 11:36am UTC

 

Babolat Pure Drive Team Racquets

いつもは重いラケットを振り回しているテニスウエアハウスのテスターが、中級クラス以下のラケットをデモンストレーションするのは珍しいので、プロモーションをする価値のあるラケットなのかもしれません。

 

バボラのラケットは、3つの違うコンセプトのシリーズになっています。

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Choosing a Babolat Racquet - YouTube

 

ピュアアエロが優先するのは、スピード、スピン、パワーの順で、ピュアドライブが優先するのは、パワー、スピード、スピンの順です。ちなみに、ピュアストライクが優先するのは、フィーリング、コントロール、パワー、スピンの順です。3シリーズの優先順位は、プレーヤーの能力を補完する点です。裏を返せば、優先していない能力をプレーヤーが持っているのが前提ですので、プロストリンガーさんにピュアストライクのスイングウエイトを測定してもらっても、能力の伴わない人(ボールにパワーがない人やスピンのかけられない人)が、使いこなすことはできません。どんなラケットを所有するのは個人の自由ですが、プロストリンガーさんの妄言を鵜呑みにして、難しいラケットを弄ってもらうのも良いですが、ラケットの性能を使いこなすのは、完全にプレーヤーの能力に依存している現実から目を背けてはいけませんよ(笑)。

 

ピュアドライブチームとピュアアエロチームのスペックを比べてみると、重さ、フレーム剛性、スイングウエイト、ラケットバランスが微妙に違うだけです。使っていくうちに、ピュアドライブチームの方が使い勝手が遥かに優れていると感じました。2つのラケットを使ってみて、私の欲しかったのが、パワーということがわかりました。

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ラケットを買うのが趣味でしたが、ピュアドライブチームを使い始めてから、他のラケットに興味がなくなりました。自分の能力でラケットコントロールが上手くできるラケットに巡り会えてよかったです。次にラケットを買うのは次回のモデルチェンジかな。

 

2019年も皆さんのファーストサーブが入るのを祈念しています。良いお年をお迎えください。

 

あとがき

あるプロストリンガーさんは、シーズンオフからシーズンの始まる4月までは、年間を通じて集めた中古ラケットを名品と称して、レストアして販売します。今回は、ジョコビッチ選手使用ラケットの旧モデルを勝手にメーカーのフラグシップとして売っていました。現在ジョコビッチ選手の使用シリーズの旧モデルを買っていれば、最新モデルは買う必要がないそうです。メーカーは公表していませんが、プロストリンガーさんいわく、同じシリーズなのに新旧モデルでコンセプトが違うそうです。それなら、メーカーは別のシリーズで売るはずなので、意味がわかりません。恐らく、お客に旧モデルを廉価で無理矢理売った疚しさから、誤魔化しているのでしょう。また、この時期、売るために、不安商法で宣伝してきます。今回は、グロメットはガット張り替えの度、リプレイスメントグリップを1年で交換しないと下手になると力説されていますが、昔のドラマによく出てきたパンツのゴム紐を売りつける押し売り役のようです。練習回数や持っているラケットの取り扱い方や本数は人によってまちまちなのに、交換しないと下手になるとか、人を不安にさせるのが常套手段です。交換できる箇所なので、壊れたり、弾性がなくなったら交換で良いはずです。古い昔のラケットなら、ラケットを変えた方が間違いないですが、3年周期でモデルチェンジしているメーカーなら、耐久試験をしているので、3年は大丈夫なはずです。また、リプレイスメントグリップにオーバーグリップテープを巻かずに頻繁に使えば、1月は持たないですが、そんな使い方は小学生しか見たことないです。屁理屈だけで、根拠説明がなく、人を不安にして販売につなげるお店が売ってくるものはスルーすることができれば、メンタルが強化され、テニスは下手にはならないと思います。