張り替えに出した並行輸入のピュアアエロチームが返ってきました。今回チョイスしたストリングは、ソリンコツアーバイト１.１０ｍｍで、メインストリングのテンションを５７ポンド、クロスストリングテンションお任せで依頼しました。ツアーバイトにはカラーバリエーションがなく、地味なグレーで華はないです（笑）。私が購入した２０１６ピュアアエロシリーズは、ラケットのコアテックの完成度が低いのか、国内正規品、並行輸入品とも、私が選んで張ってもらったストリングでは、テンションの強弱に関係なく、打音が響く（ビョーンという残響音）のが気になります。感覚がわからなくなるので使いませんが、振動止めを使うと解消します。２０１８ピュアドライブチームでは、響かないので、ソリンコツアーバイトが良ければ、フレーム構造を新しくした２０１９モデルのピュアアエロを購入して使ってみたいです。
ソリンコツアーバイト１.１０ｍｍは、スピン性能は非常に高く、耐久性が良くない評価ですが、自分に合うストリングのゲージ（太さ）を選ぶ原則は、「使って直ぐ切れない最も細いゲージを選ぶこと」なので、ポリエステルストリングを切ったことがない私には問題のない選択だと思います。
https://www.stringforum.net/stringsearch.php
ストリングフォーラムネットのデータベースでは、テンション維持は低いようでしたので、５７ポンドで依頼しました。張り替え直後からテンションは下がりますが、適正テンション範囲の中間値あたりのポンド台で、実践で使えるならエクセレントです。週１練習だと張り替えたタイミングで直ぐに使わないので、緩み難く張ってくれる「品位のある」お店を選ぶのは、本当に大事です。
張り替え２日後（ラケット受け取り時）
張り替え３日後
張り替え４日後
張り替え５日後（使用予定日）
張り替え１２日後（通算３回、１０時間使用）
次回は５８ポンドで依頼するかな。
テニスウエアハウスの評価
Tennis Warehouse - Solinco Tour Bite 19 String Review
今回、スピンラケットのピュアアエロチームに、これまでで最もゲージの細いストリングに張り替えましたが、ラケットにボールが引っかかる感じがわかります。ボールを地面に突いてのドリブル、手作り室内練習器具の打撃練習、オレンジボールを使っての室内サーブ練習のとき、ボールをスピンでコントロールしているのがラケットから伝わります。ソリンコツアーバイトあなどれん！です。
ピュアドライブチームは、オーバーグリップテープを外して養生することにしたので、ウインターシーズンのラケットはピュアアエロチームを使う予定です。実際にコートで使うのは、数日後ですが、このラケットでボールの回転量が高まって、フォアハンドのトップスピン、キックサーブ及びムーンボールのキレが良くなり、いつもの練習相手にリベンジできるといいです。さらに、並行輸入ラケットであっても問題なく使え、不良品でないことを証明できればいいな、と思います。普通に使って問題なければ、わざわざ各種バランスを測定したり、調整の必要はないですが、ユーザーが不良と思うのは、ユーザーの技術が安定しないので、品位のないお店に不安にさせられたのが問題でしょう。
機械の測定値の結果に惑わされて、バランス調整するのも一興で、その調整がテニスのスキルにインスタントに反映するなら、調整するのもありかもしれません。ただ、例えば、たくさん練習すれば、たくさんの種類の刃物や番手の違うゴルフクラブが上手く使えるようになるという、人間に元々備わる調整能力を信じるなら、数値に振り回される必要はないはずです。
参考まで、私の知り合いで一番上手い人に、ラケットの選び方を聞いたら、重視しているのは、ラケットのバランス数値とかではなく、ラケットメーカーの特定のシリーズでした。選択するストリングはポリエステルで、テンションとかも大まかで、気にしていなく、練習でのスキルや体力の向上に多くの時間をかけています。
この知り合いが推薦するメーカーは、ヨネックスですが、練習が厳し過ぎるので、勧められたラケットに変えても、怖くて上手くなる秘訣は聞けません（笑）。
