Regnirt-sorpの日記

a recreational tennis player's bible

並行輸入バボラピュアアエロチーム再び使用します!

バボラ愛好家として、並行輸入品であっても、バボラピュアアエロチームが不良品でないことを明らかにし、バボラピュアドライブチームよりもスピンがかかったボールを打つため、再度ストリングの選択(ソリンコツアーバイト1.10mm)とテンション(メイン57ポンド)で、再度使っていくことにしています。

 

張り替え前です。

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張り替え後です。

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発端は、並行輸入のバボラピュアアエロに不良品があると発言しているお店があったからです。この発言をしたお店は、バボラやヘッドも販売していますが、力を入れているのは、マンティスというメーカーのラケットです。マンティスは、数年前から国内販売されており、取り扱うお店が約110社余りありますShop(店舗) | MANTIS(マンティス)が、今年世界的にマンティスのニューモデルが発売されたにもかかわらず、なぜか一切宣伝していません。そんな中で、国内で唯一「マンティス」のニューモデルを発売しているのが、この発言をしたお店です。

このお店以外の取扱店がマンティスのラケットを売らない理由は、このお店が「ニューモデルのマンティスのラケットグリップが扁平グリップであり、円形グリップに交換しないと使いものにならない。そのため、自分のお店では無料でグリップ交換をする。」と宣伝したからです。

このお店の宣伝は、国内で発売されるマンティスのニューモデルラケットが不良品であり、販売すればリコール対応(無料でグリップパレットの交換やそれに伴うリプレイスメントグリップの交換)が必要なラケットだということを示すとともに、全ての取扱店がリコール対応しなければならなくなることを暗に意味しています。つまり、宣伝をしたこのお店以外も、お店の経費で、不良品製造メーカーのマンティスのニューモデルラケットのリコール対応しなくてはなりません。マンティスラケットを売れば、交換用の設備やグリップパレット在庫が必要となり、ガットの張り替えよりも手間のかかる作業を無償でする必要が生じるので、マンティスラケットの販売をしなくなったと思います。

不良品のマンティスラケットをリコール対応する販売手法で、独占的な販売ができることに味をしめ、市場に多く出回っている並行輸入のバボララケットに不良品があると、マイナスの宣伝を始めました。

輸入元の話として断ってはいますが、「並行輸入品の中に不良品が散見され、国内で発売されているバボラは並行輸入品の方が多いので、静止ウエイト、静止バランス、スイングウエイトの確認が必要。」と発言しています。これは、マンティスラケットと同じように並行輸入品のバボラピュアアエロも無料リコールが必要なことを暗示させる発言です。情報ソースは、恐らくマンティスラケットの輸入代理店です。バボラもマンティスと同じだと、マンティスの輸入代理店が、売れているラケットメーカーの輸入代理店へのやっかみで軽く発言しただけでしょうが、国内正規品であろうと並行輸入品であろうと、メーカーが公表していない事象について、当該メーカー品を取り扱っているお店が、軽々しくメーカーのマイナスイメージの発言をすること自体、もう取扱店ではありません。マンティスの輸入代理店は、前述のとおり、このお店の不用意な発言で、国内発売開始時に苦労して開拓したマンティス取扱店を全て失いました。マンティスラケットで儲けるつもりだったなら、損害賠償請求に値すると思いますが、大手メーカーのバボラに八つ当たりするのは、怒りの矛先が違うと思います。

このお店が発言した内容ですが、リコールが必要な不良品ラケットを製造発売するマンティスのラケットと同じように、世界的メーカーのバボラのラケットに不良品が散見される、といった消費者の不安を煽るマイナス宣伝が許されるはずはなく、明らかに常識が通用しないお店です。

とにかく、このお店の販売姿勢には品位がなく、常に少数の法則に基づいた不安商法で攻めてきます。セールストークはワンパターンで、根拠の薄い理由(誰か(大学の先生、高学歴、クレーマーなど)が言っていたとか(笑)。)で、全てのメーカーラケットを全否定してから、自分の盲信を押し付けてきます。今回、たまたま、バボラのラケットを否定していますが、取り扱いのヘッドもパーツやバランス変えないと使えないと否定して宣伝しているので、理屈は同じです。

不良品を製造販売するマンティスを積極的に販売することで分かる通り、メーカーラケットを否定することで、そのラケットを調整して販売促進するのがここの常套手段だからです。本来、こんな商売をするなら、取扱店を名乗る資格はなく、マンティスやバボラ(ヘッド)は、損害賠償請求するか、早急に取扱店から外す措置をすべきと考えます。

ただし、取扱店でないなら、自由にやって良いと思いますよ。こんなお店は、個人的に調整して使うアマチュア以上のレベルのレアなプレーヤー達には必要かもしれませんから。

ほとんどの人が、ラケットをあるがままに使っていることを考えるなら、プレーヤーが好きで使っているラケットを貶して、調整とかで金儲けをするお店に迎合する必要はないと思います。このお店のラケットにしたからといって、直ぐに上手になるわけありませんので、品位のない売らんがためのお店に近づかないことが賢明です。

このお店が宣伝するように、全てのラケットにバランス調整が必要なら、メーカーは様々なスペックのラケットを市場に販売しなくても良いはずです。ラケットがこれだけ多品種となっている理由は、今のラケットがスペックに遊び(製造の誤差範囲)を設けて大量生産することでニッチを埋めるからです。基本的なスペックを緩く構成すれば、細かな調整が不要なコモディティ(日用品)になります。つまり、今のラケットは、歯ブラシのような日用品と同じように、使いやすいバランスのプロダクトラインが緩く充実しているので、目的のラケットで探せば、嗜好に合ったものが見つかります。せっかくのスペックの遊びを敢えて調整して、型にはめることが効果的なのは、プレーヤーのスキルが優れていても劣っていても、常に一定であることが前提です。

ラケットサービスをするストリンガーなら、ガットの張り替えに加え、ラケット調整は必要なスキルではあります。しかし、お店が売りたいメーカーのラケットを少数の限られたプレーヤーのために地道に調整する非効率な作業より、数あるメーカーが上市する数多くのラケットの中から、スペックの遊びの範囲を熟知して、市販のラケットやストリング銘柄をプレーヤーに対し、的確にアドバイスできる能力や販売姿勢の方が、多くのテニスをする人々のスキル向上やテニス文化の発展にメリットがあります。

限りなくコモディティ化しているラケットをわざわざ調整して販売するのは、マンティスラケットのように本当にリコールが必要な不良品ラケット以外は、今のラケットのトレンドとは逆と言えるでしょう。

ラケットには、スペック許容範囲のばらつきに加えて、素材やゲージの異なるストリング、オーバーグリップテープや振動止めなどのアクセサリーを装備することから、カタログに表示されたスペック数値で使っている人はほとんどいないはずです。ただ、最初からか練習したからかはわかりませんが、合うラケットを使っていると思います。それなのに、上手くならな人や練習しない人ほど、カタログ数値に神経質になり、常にラケット調整が必要との思い込みにはまります。こうなると、本当にテニスに必要なものと違う努力であるのは明白です。ラケットを調整し始めれば、テニスではなく、青い鳥(ラケット)を探す永遠の旅をすることになります。

実際に握って、自分に合うと思ったラケットをあるがままに使う鈍感力が、テニスの上達に不可欠な要素でしょう。私の経験なので参考にならないかもしれませんが、道具にこだわる上級者には未だお会いしたことはありません(笑)。

 

あとがき

ピュアアエロチームを使うもう一つの理由は、いつもの練習相手とのマッチ練習で、4-6、1-0(時間切れ)と負けたことです。先月末に負けて、バボラピュアドライブチームにソリンコレボリューションを56ポンドで張り替え、2連勝でした。勝てていた理由は、ピュアドライブチームで、ボールにパワーがつき、コントロールが良くなったからですが、今回、3回目で負けたのは、練習相手がそのボールに慣れたからでしょう。コースの甘いボールやセカンドサーブをアプローチショットからのボレーで攻撃されるようになりました。対抗策として、深いスピンボールが効果的でしたが、なぜかボール1〜2個分ペースラインオーバーし、アンフォーストエラーを量産して負けた感が強いです。ラケット変更(ピュアアエロチームの2019モデル)も考えましたが、ピュアアエロチーム2016を張り替えて、使ってみることにしました。また、夏は度付きサングラスだったので、半年振りに使ったテニス用のメガネの度が合わなくて、ジンズでメガネを買いました。

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来月、張り替えたピュアアエロチームとメガネの感想を書きます。旧ピュアアエロチームが良かったら、冬季シーズンはそのまま使うか、並行輸入品のニューモデルに移行するかを迷っています(笑)。