久しぶりにテニススクールに行きましたが、いつものコーチに代わり、スクール経営者で昔からの知り合いからレッスンを受けました。彼は経営の参考のため、色んなテニススクールを視察していますが、視察したテニススクールの中でも、プロテニスプレーヤーを育成するトップレベルのテニススクールで強化すべきスキルとして共通しているのが「ラリーボール」の質の向上、との話をキッカケに、今回はその練習をしました。
プロストリンガーの奴隷にならないためには - Regnirt-sorpの日記
レッスンは次のYouTube動画のドリルの感じでした。注意点は、ラケットのスイートスポットに当てる強いボールであること、ネットの約2倍の高さを通過して、ベースラインの手前に落ちるぐらいのスピンをかけること、でした。
TeamG King hitting heavy rally ball - YouTube
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Instagram post by @regnirt_sorp • Sep 13, 2018 at 12:32pm UTC
始めは、手前に落としたボールから、ボール出しで、サービスラインやベースラインの付近で打ったり、同じ打ち方で、低いボールや高いボールを打つドリルをしました。
この練習の目的は、確実にコートに収まるボールで、かつ自分の時間を作れ、相手からの攻撃をされ難いボールを打つことです。恐らく、次のYouTube動画のシモン選手とモンフィス選手の長いラリーでしょう。
The Longest Grand Slam Rally Ever? | Australian Open 2013 - YouTube
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Instagram post by @regnirt_sorp • Sep 13, 2018 at 12:38pm UTC
今年のUSオープンの大坂なおみ選手は、常に相手より質の高いラリーボールを打つことができたことと、強烈なサービスで優勝できたと思います。大坂なおみ選手のウォーミングアップのショートラリーを見ると、スピンを意識しているのがよくわかります。
Naomi Osaka Practices Before Her QF Match at the 2018 US Open - YouTube
一部を編集しました。
Instagram post by @regnirt_sorp • Sep 13, 2018 at 12:20pm UTC
手作り室内練習器具で練習するときに意識していなかった点ですが、この練習で上手く打つのには、腕だけでスイングするのではなく、身体が開かないように、背骨を軸とした肩の回転でスイングすると良い感じになりました。
あとがき
ためになる練習でしたが、アフターレッスンのマッチ練習にはスキルの習得が間に合いませんでした。相手は、中級ランクと上級ランクということもありましたが、シングルスのタイブレークマッチは、3ー7、4ー7、通常のシングルスマッチは、1ー6、1ー3(時間切れ)でした。週一練習では、練習量も足りないですが、大会にも数多く参加している相手とのレベルの違いを認識できました。ただ、数年前のマッチ練習では、1ゲームも取れなかった相手だったので、多少の進歩はあったことにしておきます(笑)。